BIG BIZ上映会+トークショー ― 2005年01月21日 15:12
を、見に行くことになるかもしれません、今日。
何故「かも」かというと、当日引き替えのチケット持ってるW嬢の残業次第なんで(笑)
さてさてどうなることやら。答えは5時間半後だ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後W嬢から途中経過の連絡はありつつも、結果が来ない(笑)
ギリギリのラインで戦ってるんだろう…ということで
とりあえず会社出て新宿方面に向かってみることにします。
さて、明日このページにレポートは載っているでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果的には行けました!
しかも座席F列ど真ん中だよ…;いいのかしら。
キッチュ好きなので楽しかった~♪
詳細後日。BIG BIZ→歌舞伎→タナボタの3連発はキツい…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで詳細。
@紀伊國屋ホール
このシリーズは初めて見ました。というか、出演者も誰だか良くわからないまま行ったので、キッチュが出てきてちょっと大喜び(笑)←矛盾した日本語
何となく名前や顔を見知ってる役者さんばっかりだったし、脚本大王だし(これも当日知りました)非常に面白かった。そして完成度が高い芝居だなぁと思いました。
個人的にはキレた粟根さんが怖くて仕方なかったのと、「ニューヨーク・ニューヨーク」で人格が変わるイタリア語堪能な大王が印象的。キッチュは相変わらず芸達者で何やってても楽しいし。
松永さんもなんというか、潔いお色気っぷりが素晴らしかった(笑)
見てて非常に続きが気になったので、W嬢にBIGGER BIZのDVDを借りてみました。来年はBIGEST BIZがあるということなのでそちらも楽しみにしたいと思います。
帰りは久々に餃子。あそこの餃子大好きなんざんす。
あれだけ食べて飲んで、割引券あったとはいえ一人2000円は安い。ハッピーでした♪
何故「かも」かというと、当日引き替えのチケット持ってるW嬢の残業次第なんで(笑)
さてさてどうなることやら。答えは5時間半後だ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その後W嬢から途中経過の連絡はありつつも、結果が来ない(笑)
ギリギリのラインで戦ってるんだろう…ということで
とりあえず会社出て新宿方面に向かってみることにします。
さて、明日このページにレポートは載っているでしょうか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
結果的には行けました!
しかも座席F列ど真ん中だよ…;いいのかしら。
キッチュ好きなので楽しかった~♪
詳細後日。BIG BIZ→歌舞伎→タナボタの3連発はキツい…
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
というわけで詳細。
@紀伊國屋ホール
このシリーズは初めて見ました。というか、出演者も誰だか良くわからないまま行ったので、キッチュが出てきてちょっと大喜び(笑)←矛盾した日本語
何となく名前や顔を見知ってる役者さんばっかりだったし、脚本大王だし(これも当日知りました)非常に面白かった。そして完成度が高い芝居だなぁと思いました。
個人的にはキレた粟根さんが怖くて仕方なかったのと、「ニューヨーク・ニューヨーク」で人格が変わるイタリア語堪能な大王が印象的。キッチュは相変わらず芸達者で何やってても楽しいし。
松永さんもなんというか、潔いお色気っぷりが素晴らしかった(笑)
見てて非常に続きが気になったので、W嬢にBIGGER BIZのDVDを借りてみました。来年はBIGEST BIZがあるということなのでそちらも楽しみにしたいと思います。
帰りは久々に餃子。あそこの餃子大好きなんざんす。
あれだけ食べて飲んで、割引券あったとはいえ一人2000円は安い。ハッピーでした♪
SUNTORY WHISKY&MYSTERY 2004 ― 2004年10月21日 15:42
@六本木アカデミーヒルズ ライブラリーカフェ
3年連続参加。去年から六本木ヒルズに会場が変わったのは、地元在住大沢氏の意向が決して無関係ではないと思っている私。
今年も定時で飛び出してギリギリだったので、先に会場に向かっていたF嬢に席取りをお願いする。到着したらセンターのソファ席で非常に座り心地が良く、落ち着いて飲めた(え?)。感謝。
さて、このイベントの趣旨は以下を参照してください。
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/mystery/etc/">http://www.mainichi-msn.co.jp/mystery/etc/</a>
で、今年のチーフブレンダーは石田衣良氏。テーマは「爽」。
ブレンドのトータルコンセプト自体が「ハーフロックで女性も飲みやすいウィスキー」だったそうで、サーブされてきた「謎」も当然ハーフロック。去年の馳氏の「謎」が、ロックでぐいぐい行けて美味しかっただけに、今年のはちと物足りない。
いや、確かに爽やかで美味しかったし、飲みやすかったのですが。私はもう少しゴツゴツしたウィスキーのが好きかな。北方氏の「毎年北方先生のブレンドは一発でわかる」というウィスキーが飲んでみたかった。
それにつけても例年にも増して「酔っぱらい居酒屋トーク」度が高かった気がします。北方先生が「ミスターハードボイルド」はどこへやらの酔いどれオヤジになっているのは恒例行事として、石田氏・篠田節子女史の両名がどうもあまり強くないらしく、石田氏=饒舌・篠田女史=微妙に絡み酒な感じで見てる側としては面白かった。そういや今年は大沢先生がしっかりしてたなぁ。
とにかく石田氏のキャラクターが面白くて、「上の言うことにいちいち一言多いが、なんとなく憎めない生意気小僧」っているじゃないですか。ああいう感じ(笑)
北方氏の言うことは「はいはい」と流していてピーナッツをぶつけられてるのに、大沢氏の言うことは「はい。はい」と神妙に聞いているのは何故だろう?酔っぱらいは相手にせずという割り切った態度なんだろうか。
さて、今回のブレンダー6名のトークで印象に残った点を。
石田氏:
前日に参加者一同京都でどんちゃん騒ぎをして、その最後に飲んだ酒が旨くて、まんまの勢いで翌日ごちゃごちゃ作ったらその味になってしまった。で、それじゃいかんとその後5分くらいで「ちゃっちゃ」とブレンドしたのがこれ。…だそうで、「酒も小説も時間をかけたからいい物ができるってもんじゃない」とか発言して北方氏にピーナツを投げられてました(笑)
神崎氏:
話し方がぼそぼそしてて、マイクがあまり声を拾ってくれないのでイマイチ印象が。大沢・北方両氏にやたら女性ネタを使われてましたね。彼の小説に出てくる女性は「みんなお姉さん」なんだよね」BY 大沢氏
とりあえず服装にそぐわぬキテレツな柄のソックスに釘付けになりました。
篠田女史:
「独身女性が飲んで帰るなど言語道断の家だったので、初めて一緒に外でお酒を飲んだのは旦那とです」という品の良いトークでスタートし、半ばを過ぎる頃には「一度絡み酒ってやってみたいの~」という言葉に会場全体が心の中で「貴女が今やってるのが絡み酒ですよ」とつっこみたくなる程の変貌を。
なるほど。今年の「謎」はこういう風に使うと効果的らしいですよ男性諸氏の皆様(笑) 確かに口当たり爽やかで2杯くらいあっという間に空いたからなぁ。
逢坂氏:
風邪気味と言うことで、数日お酒を召してないそうで。北方氏に「なんでだよ!」とつっこまれてました。「夜はどこで何をしてますか」という質問に、「11時過ぎなら自宅で銃の練習してます」という答え。一人で早撃ちの練習してる逢坂先生を想像して爆笑してしまいました。
北方氏:
今年は入ってきた瞬間から「ああ、ダメだな」って感じの顔でした(笑)顔色も目線も態度も、すべてが「泥酔状態」を示しています。モニターに流される写真の中の「ミスターハードボイルド」氏はどこへ消えたんでしょう。
「夕べは広島の男と飲んでたんだよ」の言葉に大沢氏が「吉川晃司君と飲んでたんですよ」と解説。ああ、吉川と飲んでたんだったらそりゃ泥酔する……き、キッカワ~!?と激しく動揺する私。F嬢に宥められつつ、気持ちを落ち着けるためにグラスのウィスキーをぐいっといきました。北方&吉川……うーん、3テーブルくらい離れたところからこっそり覗いてみたい。あー、びっくりした。
大沢氏:
相変わらずの美声。去年あの美声で質問を読んで頂いて、名前を呼んで頂いて、素敵な答えを頂いたときの感動が蘇ります。(あの時に頂いたサイン入り本は家宝ですよ)
「今年は真面目な質問しかない」とおっしゃってましたが、どんな質問ならいいんだろうか。来年までに考えておこう。
どのトークが良かったっていうとアレなんですが、石田氏に対する大人な突っ込みと、北方氏のあしらいが大変お上手だったことは記憶しております。まるで調教師のようだった。
で、最後におみやげをいただいて解散。
昨年は「謎」1本だったのですが(+質問でいただいたハードカバー本10冊&ビデオ&豪華化粧箱入りトランプで激しく重かったが)、今年は
・マカリキュール×2
・ペアウィスキーグラス
・謎1本
と非常に太っ腹かつ重いおみやげをいただきました。紙袋が入ってるところがさすがの気遣いです。
終了後は「鳥良」で手羽先を食べて幸せになりながら、発表されたアサコべートとサエコトートについて語り合いました。基本ラインは綺麗だと思うのでがんばってください。
大沢氏曰くの「なかなか抽選に当たらない」イベントらしいのですが、私もF嬢も去年・今年とあっさり当選してるのでびっくりです。
来年も参加できたらいいなぁ。
3年連続参加。去年から六本木ヒルズに会場が変わったのは、地元在住大沢氏の意向が決して無関係ではないと思っている私。
今年も定時で飛び出してギリギリだったので、先に会場に向かっていたF嬢に席取りをお願いする。到着したらセンターのソファ席で非常に座り心地が良く、落ち着いて飲めた(え?)。感謝。
さて、このイベントの趣旨は以下を参照してください。
<a href="http://www.mainichi-msn.co.jp/mystery/etc/">http://www.mainichi-msn.co.jp/mystery/etc/</a>
で、今年のチーフブレンダーは石田衣良氏。テーマは「爽」。
ブレンドのトータルコンセプト自体が「ハーフロックで女性も飲みやすいウィスキー」だったそうで、サーブされてきた「謎」も当然ハーフロック。去年の馳氏の「謎」が、ロックでぐいぐい行けて美味しかっただけに、今年のはちと物足りない。
いや、確かに爽やかで美味しかったし、飲みやすかったのですが。私はもう少しゴツゴツしたウィスキーのが好きかな。北方氏の「毎年北方先生のブレンドは一発でわかる」というウィスキーが飲んでみたかった。
それにつけても例年にも増して「酔っぱらい居酒屋トーク」度が高かった気がします。北方先生が「ミスターハードボイルド」はどこへやらの酔いどれオヤジになっているのは恒例行事として、石田氏・篠田節子女史の両名がどうもあまり強くないらしく、石田氏=饒舌・篠田女史=微妙に絡み酒な感じで見てる側としては面白かった。そういや今年は大沢先生がしっかりしてたなぁ。
とにかく石田氏のキャラクターが面白くて、「上の言うことにいちいち一言多いが、なんとなく憎めない生意気小僧」っているじゃないですか。ああいう感じ(笑)
北方氏の言うことは「はいはい」と流していてピーナッツをぶつけられてるのに、大沢氏の言うことは「はい。はい」と神妙に聞いているのは何故だろう?酔っぱらいは相手にせずという割り切った態度なんだろうか。
さて、今回のブレンダー6名のトークで印象に残った点を。
石田氏:
前日に参加者一同京都でどんちゃん騒ぎをして、その最後に飲んだ酒が旨くて、まんまの勢いで翌日ごちゃごちゃ作ったらその味になってしまった。で、それじゃいかんとその後5分くらいで「ちゃっちゃ」とブレンドしたのがこれ。…だそうで、「酒も小説も時間をかけたからいい物ができるってもんじゃない」とか発言して北方氏にピーナツを投げられてました(笑)
神崎氏:
話し方がぼそぼそしてて、マイクがあまり声を拾ってくれないのでイマイチ印象が。大沢・北方両氏にやたら女性ネタを使われてましたね。彼の小説に出てくる女性は「みんなお姉さん」なんだよね」BY 大沢氏
とりあえず服装にそぐわぬキテレツな柄のソックスに釘付けになりました。
篠田女史:
「独身女性が飲んで帰るなど言語道断の家だったので、初めて一緒に外でお酒を飲んだのは旦那とです」という品の良いトークでスタートし、半ばを過ぎる頃には「一度絡み酒ってやってみたいの~」という言葉に会場全体が心の中で「貴女が今やってるのが絡み酒ですよ」とつっこみたくなる程の変貌を。
なるほど。今年の「謎」はこういう風に使うと効果的らしいですよ男性諸氏の皆様(笑) 確かに口当たり爽やかで2杯くらいあっという間に空いたからなぁ。
逢坂氏:
風邪気味と言うことで、数日お酒を召してないそうで。北方氏に「なんでだよ!」とつっこまれてました。「夜はどこで何をしてますか」という質問に、「11時過ぎなら自宅で銃の練習してます」という答え。一人で早撃ちの練習してる逢坂先生を想像して爆笑してしまいました。
北方氏:
今年は入ってきた瞬間から「ああ、ダメだな」って感じの顔でした(笑)顔色も目線も態度も、すべてが「泥酔状態」を示しています。モニターに流される写真の中の「ミスターハードボイルド」氏はどこへ消えたんでしょう。
「夕べは広島の男と飲んでたんだよ」の言葉に大沢氏が「吉川晃司君と飲んでたんですよ」と解説。ああ、吉川と飲んでたんだったらそりゃ泥酔する……き、キッカワ~!?と激しく動揺する私。F嬢に宥められつつ、気持ちを落ち着けるためにグラスのウィスキーをぐいっといきました。北方&吉川……うーん、3テーブルくらい離れたところからこっそり覗いてみたい。あー、びっくりした。
大沢氏:
相変わらずの美声。去年あの美声で質問を読んで頂いて、名前を呼んで頂いて、素敵な答えを頂いたときの感動が蘇ります。(あの時に頂いたサイン入り本は家宝ですよ)
「今年は真面目な質問しかない」とおっしゃってましたが、どんな質問ならいいんだろうか。来年までに考えておこう。
どのトークが良かったっていうとアレなんですが、石田氏に対する大人な突っ込みと、北方氏のあしらいが大変お上手だったことは記憶しております。まるで調教師のようだった。
で、最後におみやげをいただいて解散。
昨年は「謎」1本だったのですが(+質問でいただいたハードカバー本10冊&ビデオ&豪華化粧箱入りトランプで激しく重かったが)、今年は
・マカリキュール×2
・ペアウィスキーグラス
・謎1本
と非常に太っ腹かつ重いおみやげをいただきました。紙袋が入ってるところがさすがの気遣いです。
終了後は「鳥良」で手羽先を食べて幸せになりながら、発表されたアサコべートとサエコトートについて語り合いました。基本ラインは綺麗だと思うのでがんばってください。
大沢氏曰くの「なかなか抽選に当たらない」イベントらしいのですが、私もF嬢も去年・今年とあっさり当選してるのでびっくりです。
来年も参加できたらいいなぁ。
恋の魔法はハル夏アキ冬&筧利夫トークショー ― 2004年09月05日 13:35
@東京芸術劇場中ホール (大阪芸術大学舞台芸術学科第11回定期公演ソワレ)
これを「観劇」のくくりに入れていいのかは微妙なのですが…(苦笑)
ぶっちゃけその前の筧さんのトークショーを見に行ったわけです。
マチネ公演を終えた微妙にお疲れモードの筧さん。聞き手は元四季で大阪芸大教授の浜畑賢吉さん。
筧さんの服装は黒ジャケットになんか変なシャツとジッパーが沢山付いたパンツでした。ジャージだと思ってたのでちょっとびっくり(笑)
「ミス・サイゴン的愛のすすめ」というわりにはサイゴンの話題はほとんどありませんでした(笑)
以下印象的だった話しを。
・サイゴンには大阪芸大出身者が五名いる。(一人出演者を誘ってきてました)
・プロの世界に入ったときの違和感はどんなものでしたか?の質問に「学生時代から新感線をやっていて、当時は学生ブームだったんで大阪で3000人くらい集めてたんですよ。そのまま先輩に言われて第三舞台に入って、そのままTV出て映画出て今に至るので、いつプロになったんだかわかんないんですよ」
・「いのうえさん(@新感線)は当時からすごく才能があったんで、いのうえさんに演技を教えて貰った感じなんです。学校で演技を学んだ気がしないんですよ…(慌てて)○○先生とか○○先生にももちろん教わりましたよ!」
・なので「未だにプロになった気はしない」
・当時は近隣大学の演劇関係者との交流があり、当時の自分の上下の学年の人間が一気に東京に進出して、仲間がプロデューサーになってたり劇場支配人になったりしてる。だからずっと同じ面子でやってる感じがする。
・バレエや音声実習を今ならもっと真剣にやった。「少林寺拳法部(体育会系部活)は一般教養を優遇されてたんです。テスト白紙で出しても名前の横に「少林寺拳法部」と書くと「優」がもらえたんです」
・でも今、バレエや朗読の基礎の必要性を痛感している。それは今になってわかること。
・当時バレエが嫌だった理由は「白タイツが嫌だった」から。これには聞き手の浜畑さんも大きく同意してました。俳優座養成所時代にみんなで撮った白タイツ集合写真が可笑しくて仕方ないそうです。
・初ミュージカルに関して「エンジニアの曲は台詞的だから違和感がないのでは?」に対し「でも全部の台詞に♪がついてますからね!テンションが上がると半音上がっちゃうんですよ。ガーっとテンションあげてすごく気持ち良くて達成感もあって、後で人に聞くと「う~ん」。ビデオ見返すときれいに半音上がっちゃってて気持ち悪い」
・「でも逆に音で助けられる部分もあるでしょ?」「音が間を作ってくれますからね」
・「テンションを上げる芝居(つかさん等)が多かったからガンガンテンション上げちゃうんですけど、テンションを上げるとキーも上がっちゃって、キーは上がると下がらなくなっちゃうんですよね。で、下が全部浮いちゃう。毎日それに気をつけてて、本番前に必ず練習するようにしてます」
・そして四季出身の浜畑さんに逆に「どうやって調整するんですか?」と質問。「芝居によって1ヶ月・2ヶ月前から声も身体も微調整する。芝居によって出す声が違うから」の答えにかなり真剣に聞き入る筧さん。そして「こうやって現役役者さんの生の指導を受けられるのはすごいことだ!」(今は細川俊之さんなんかもご指導されてるんですよね)
・「そのうち教えに来て下さい」には「ええっ!?」と動揺(笑)
・学生に「喝」を入れて下さいには「ダラダラ生きないで目標を決めてください。僕は2年前の自分が何を考えてたかを思い出しながらやってます。たまには過去を振り返って目標の確認をしてください…ちょっと真面目なこと言っちゃいましたね(笑)」
・これに対して浜畑さんが「僕は逆に過去は振り返らないですね。…良く昔やった舞台の台詞とかを「ちょっと言ってみて下さい」と言われることがあるじゃないですか。言えますか?」「全然忘れてますね」「でしょう?」(以前「ここ10年の芝居の台詞は全部頭に入ってるって言ってたような気が…(笑))
・上の話の繋がりで「でも四季の人って過去にやった舞台は全部頭に入ってて、全部すぐできるって言うじゃないですか!」と逆に質問。「歌はだいたい入ってますね」「でしょ?」と筧さん。「僕が聞いた話はとある四季の役者さんが自分が舞台に出てない芝居を見に行ったら、キャストの一人が歌詞が飛んで歌えなくなった。そしたら客席にいたその人が、そのまま客席で歌って繋いだという…」客席爆笑。
・それに対して浜畑さんが「僕が出てた芝居で、初演に出てた人が客席の後方で見に来ていたら、キャストの一人がこむら返りを起こして倒れてしまった。そしたらスタッフが演出家の所に走り、そこにいた初演キャストに「やれるか?」「はい」。そのままキャストはステージに立って、裸足のまま踊ってました」「へー!あるんですね、そういうことは!」「よくあります」「よくあるんですか!」客席再び爆笑。「でもそれがプロですからね」と筧さん。筧さんは声が出なくなったときは喉に注射を打って舞台に立ったそうです。「それでも無理してでも、何としてでも舞台に立って舞台を続けなきゃいけませんから」頷きあう二人。
・「生き残るって大変なことですよね」という浜畑さんに「生き残りってことばにものすごい深みがありますね。劇団四季ですからね!」と頷く筧さん。「生き残ることも才能だ」と浜畑さんの厳しいお言葉。心なしか学生席が静かになった感じ?(笑)
で、その「生き残り」話しでトークは終了。正味30分くらいでしょうか。
印象としては「珍しく真面目な話してるな~」と。低音出てないことは本人も気にしてたんですね。サクっと言ってますが多分影ですごく努力してるんだろうな。
浜畑さんとは最初はギクシャクしていた会話だったんですが、そこは舞台俳優同士。後半は共感しあったのか、結構「ぶっちゃけトーク」してました。いや、面白かったです。
で、お芝居。……すいません、1幕で出てしまいました;
「夏の夜の夢」をベースにした話しだったんですけど(ほとんどその通りか)なんせ人が多い!無駄に多い!必然的に無駄な群舞やコーラスが多い(苦笑)
定期公演という名目上、恐らく在籍する生徒さん全員出さなきゃいけないということなんだと思います。その辺宝塚でも感じたのですが、ステージが広いのとそれをわかって作ってるオリジナル劇が多い分、宝塚は見れるんですよ。群舞にしても揃い方が違うし。
でもパックを春夏秋冬別に4チーム作るってのはいかがなものかと。しかも衣裳があまりにも…。
あとインドの小姓役の子役も酷かったなぁ。「ぴかりんちょー!」の悪夢を思い出しましたよ。(7/9の日記参照)
そんな中で印象に残ったのはシーシュース・ヘレナ・オーベロン&タイテーニア。(出演順)
シーシュースさんは非常に声が聞きやすく、大きな体も役に合ってました。ヘレナはお美しく、台詞まわしがきれいで声も良かった。オーベロン&タイテーニアは衣裳&メイクの力はあったと思いつつも、雰囲気出てましたね。特にタイテーニアはヒステリックな女王様を上手く演じてらして、この方がメインのシーンは安心して見てられました。後ロバの頭がとても良くできてて笑いました。
結果的には同行のW嬢と協議して幕間に退出してしまったんですけどね…ごめんなさい。でも家族友人知人じゃないし、お金払って見てる観客にその権利はある…よな、うん。
帰りは東方見聞録でご飯。蟹スパゲティーが非常に美味しくて幸せでした。
これを「観劇」のくくりに入れていいのかは微妙なのですが…(苦笑)
ぶっちゃけその前の筧さんのトークショーを見に行ったわけです。
マチネ公演を終えた微妙にお疲れモードの筧さん。聞き手は元四季で大阪芸大教授の浜畑賢吉さん。
筧さんの服装は黒ジャケットになんか変なシャツとジッパーが沢山付いたパンツでした。ジャージだと思ってたのでちょっとびっくり(笑)
「ミス・サイゴン的愛のすすめ」というわりにはサイゴンの話題はほとんどありませんでした(笑)
以下印象的だった話しを。
・サイゴンには大阪芸大出身者が五名いる。(一人出演者を誘ってきてました)
・プロの世界に入ったときの違和感はどんなものでしたか?の質問に「学生時代から新感線をやっていて、当時は学生ブームだったんで大阪で3000人くらい集めてたんですよ。そのまま先輩に言われて第三舞台に入って、そのままTV出て映画出て今に至るので、いつプロになったんだかわかんないんですよ」
・「いのうえさん(@新感線)は当時からすごく才能があったんで、いのうえさんに演技を教えて貰った感じなんです。学校で演技を学んだ気がしないんですよ…(慌てて)○○先生とか○○先生にももちろん教わりましたよ!」
・なので「未だにプロになった気はしない」
・当時は近隣大学の演劇関係者との交流があり、当時の自分の上下の学年の人間が一気に東京に進出して、仲間がプロデューサーになってたり劇場支配人になったりしてる。だからずっと同じ面子でやってる感じがする。
・バレエや音声実習を今ならもっと真剣にやった。「少林寺拳法部(体育会系部活)は一般教養を優遇されてたんです。テスト白紙で出しても名前の横に「少林寺拳法部」と書くと「優」がもらえたんです」
・でも今、バレエや朗読の基礎の必要性を痛感している。それは今になってわかること。
・当時バレエが嫌だった理由は「白タイツが嫌だった」から。これには聞き手の浜畑さんも大きく同意してました。俳優座養成所時代にみんなで撮った白タイツ集合写真が可笑しくて仕方ないそうです。
・初ミュージカルに関して「エンジニアの曲は台詞的だから違和感がないのでは?」に対し「でも全部の台詞に♪がついてますからね!テンションが上がると半音上がっちゃうんですよ。ガーっとテンションあげてすごく気持ち良くて達成感もあって、後で人に聞くと「う~ん」。ビデオ見返すときれいに半音上がっちゃってて気持ち悪い」
・「でも逆に音で助けられる部分もあるでしょ?」「音が間を作ってくれますからね」
・「テンションを上げる芝居(つかさん等)が多かったからガンガンテンション上げちゃうんですけど、テンションを上げるとキーも上がっちゃって、キーは上がると下がらなくなっちゃうんですよね。で、下が全部浮いちゃう。毎日それに気をつけてて、本番前に必ず練習するようにしてます」
・そして四季出身の浜畑さんに逆に「どうやって調整するんですか?」と質問。「芝居によって1ヶ月・2ヶ月前から声も身体も微調整する。芝居によって出す声が違うから」の答えにかなり真剣に聞き入る筧さん。そして「こうやって現役役者さんの生の指導を受けられるのはすごいことだ!」(今は細川俊之さんなんかもご指導されてるんですよね)
・「そのうち教えに来て下さい」には「ええっ!?」と動揺(笑)
・学生に「喝」を入れて下さいには「ダラダラ生きないで目標を決めてください。僕は2年前の自分が何を考えてたかを思い出しながらやってます。たまには過去を振り返って目標の確認をしてください…ちょっと真面目なこと言っちゃいましたね(笑)」
・これに対して浜畑さんが「僕は逆に過去は振り返らないですね。…良く昔やった舞台の台詞とかを「ちょっと言ってみて下さい」と言われることがあるじゃないですか。言えますか?」「全然忘れてますね」「でしょう?」(以前「ここ10年の芝居の台詞は全部頭に入ってるって言ってたような気が…(笑))
・上の話の繋がりで「でも四季の人って過去にやった舞台は全部頭に入ってて、全部すぐできるって言うじゃないですか!」と逆に質問。「歌はだいたい入ってますね」「でしょ?」と筧さん。「僕が聞いた話はとある四季の役者さんが自分が舞台に出てない芝居を見に行ったら、キャストの一人が歌詞が飛んで歌えなくなった。そしたら客席にいたその人が、そのまま客席で歌って繋いだという…」客席爆笑。
・それに対して浜畑さんが「僕が出てた芝居で、初演に出てた人が客席の後方で見に来ていたら、キャストの一人がこむら返りを起こして倒れてしまった。そしたらスタッフが演出家の所に走り、そこにいた初演キャストに「やれるか?」「はい」。そのままキャストはステージに立って、裸足のまま踊ってました」「へー!あるんですね、そういうことは!」「よくあります」「よくあるんですか!」客席再び爆笑。「でもそれがプロですからね」と筧さん。筧さんは声が出なくなったときは喉に注射を打って舞台に立ったそうです。「それでも無理してでも、何としてでも舞台に立って舞台を続けなきゃいけませんから」頷きあう二人。
・「生き残るって大変なことですよね」という浜畑さんに「生き残りってことばにものすごい深みがありますね。劇団四季ですからね!」と頷く筧さん。「生き残ることも才能だ」と浜畑さんの厳しいお言葉。心なしか学生席が静かになった感じ?(笑)
で、その「生き残り」話しでトークは終了。正味30分くらいでしょうか。
印象としては「珍しく真面目な話してるな~」と。低音出てないことは本人も気にしてたんですね。サクっと言ってますが多分影ですごく努力してるんだろうな。
浜畑さんとは最初はギクシャクしていた会話だったんですが、そこは舞台俳優同士。後半は共感しあったのか、結構「ぶっちゃけトーク」してました。いや、面白かったです。
で、お芝居。……すいません、1幕で出てしまいました;
「夏の夜の夢」をベースにした話しだったんですけど(ほとんどその通りか)なんせ人が多い!無駄に多い!必然的に無駄な群舞やコーラスが多い(苦笑)
定期公演という名目上、恐らく在籍する生徒さん全員出さなきゃいけないということなんだと思います。その辺宝塚でも感じたのですが、ステージが広いのとそれをわかって作ってるオリジナル劇が多い分、宝塚は見れるんですよ。群舞にしても揃い方が違うし。
でもパックを春夏秋冬別に4チーム作るってのはいかがなものかと。しかも衣裳があまりにも…。
あとインドの小姓役の子役も酷かったなぁ。「ぴかりんちょー!」の悪夢を思い出しましたよ。(7/9の日記参照)
そんな中で印象に残ったのはシーシュース・ヘレナ・オーベロン&タイテーニア。(出演順)
シーシュースさんは非常に声が聞きやすく、大きな体も役に合ってました。ヘレナはお美しく、台詞まわしがきれいで声も良かった。オーベロン&タイテーニアは衣裳&メイクの力はあったと思いつつも、雰囲気出てましたね。特にタイテーニアはヒステリックな女王様を上手く演じてらして、この方がメインのシーンは安心して見てられました。後ロバの頭がとても良くできてて笑いました。
結果的には同行のW嬢と協議して幕間に退出してしまったんですけどね…ごめんなさい。でも家族友人知人じゃないし、お金払って見てる観客にその権利はある…よな、うん。
帰りは東方見聞録でご飯。蟹スパゲティーが非常に美味しくて幸せでした。
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