映画「オペラ座の怪人」2005年02月01日 15:48

というわけで、夜行って参ります。
席がど真ん中のいいとことれたので楽しみ~♪
マトレボ見に行ったときは最前列しか空いてなくて、
画面広いわ音でかいわ見上げるから首痛いわで悲惨だったもんなぁ…
ただでさえ情報量多い映画なのに、視界にスクリーン入り切らなくて
何がなんだかさっぱりわからずひたすら疲れた記憶が。
今回はベストポジション!楽しみです。

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七之介くんがやっちゃいましたね。
「酒に酔ってちょっと暴れた。でもけが人なし」なら、普通一般では
「アンタ何やってんの。バカだね~」で終わると思うんですが、
彼は梨園の御曹司という品格を求められる立場だし、何より時期が悪すぎ。
お祝いムードに水を差してしまったという意味でより大きく取り上げられるしね。
松竹はとにかく勘九郎を守りにかかるだろうから、ということは世間の目は
七之介に対してますます厳しくなるということで…。

まだ21歳。酒の飲み方知らんのだろうなぁ…と思いつつ、
きっちり反省して当分は表に出ずに芸の精進に励んで欲しいものです。
襲名の出演はきっとムリだろうな。一生に一度のことなのにバカなことしたと思う、本当に。

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仕事の買い物兼お昼の時間にやっとGBA用イヤフォンを購入。
これで明日の通勤時間から神宮寺がやれます。
神宮寺シリーズはとにかくBGMが好きなので、曲聞きながらやりたかったんだよね~。

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観て参りました~。ちなみに四季版は未だ未見。CDは聞いてます。
いやー、序曲部分のオペラ座が時間を遡ってくシーンに感動。
CD聞いて自分の頭の中でイメージしてた映像がそのまま目の前に!って感じです。ちょっと泣けてしまったのはないしょですよ。
クリスティーヌとメグが可愛くて可愛くて、声も好き系だったので満足。
ファントムはマスク越しの目は普通なのに取ったらいきなり腫れてるとか突っ込みどころはあれどこちらも満足。
ラウル……ラウル……あの髪型は…。コントで良く使われる金八先生のヅラのようだったよ。水牢に入れられるシーンでは心のすみっこでこっそりと「ラウル!ヅラが!ヅラが!」と。ごめんなさい。

とにかく絵的にきれいだったのと、ALWの音楽の盛り上げ方がすごいので、観てて退屈しませんでした。
スクリーンが大きくて、音が抜群に綺麗だったのでやっぱりヴァージンシネマ選んで正解だった。もう一回くらいあそこで観たいかも。パンフ買い忘れたんですよね…。
そして生が観たくなりました。今は財布事情が厳しいので、レミゼ終わった辺りで見に行きたいです。頑張っていい席取って(笑)
映像化するならアーサー・コピット版のが向いてるかもな~なんて、ちょっと思いました。アメリカで出てるドラマ版のDVD買ってみようかな。

あ。一番「う~む」と思ったのは字幕でした。まず物理的にスクリーンに対して大きすぎ!と思ったんですが、あれは他作品でもあんなもんなのかなぁ。映像と一緒に進行する字幕故の字数的問題なのか、あの字幕独特の言い回しが好きじゃなくて、基本的に吹き替え版を観ることが多いのでなんともいえないのですが。
英語力ないので訳の内容云々より、まず一番思ったのが「作品がああいう幻想的なものなんだから、言葉をもうちょっと選んで欲しかった」ということ。戸田奈津子さんだったので、大御所だからそゆとこはきっちりしてるかと思ったんですけどね。
そういやラストサムライで「おいおい」と思った字幕も確か戸田奈津子さんだったような…。あれは台詞言ってたのが渡辺謙か七之介だったから多分ヒヤリングできてると思うんだけど。
そうそう、最後の「私も惹かれていたわ」って訳は正しいんだろうか?あれじゃクリスが単にその場限りの嘘ついて逃げたように見えるし。「not alone」て言ってた気がするんだけど、それなら「孤独じゃないわ」で、その一言がファントムを動かした…って解釈できるんだけどな。学生時代英語で3以上取ったことない私の耳では自信がありません…。四季版だとどうなんだっけなぁ。後で聞いてみよう。
まあ、英語話せない人間が言えたもんじゃないかもしれませんが、そういう人の為にもストーリーに合わせた文体を考えて欲しいなと、帰りの電車で母・妹と語ってしまった次第です。

ゲキ×シネ「髑髏城の七人~アカドクロ」千秋楽2004年10月03日 15:31

夕方、昨日のパスタ屋で再び待ち合わせて、今度はK嬢・Y嬢と3人でボトル1本空けました(笑)あまり飲めないW嬢はウーロン茶で乾杯。今日はトマトと小エビのとろけるチーズパスタ。美味。

映画はですね、「本日千秋楽」のステッカーが貼ってあって笑いました。映画で千秋楽表示ってあんまり見ないよな。
程よく酔ってたせいか、OPではちょっとうるうる来ましたね。しかし1幕後半はちょこっと寝てしまった; 起きたらあにさ登場シーンでした。
「また見れるとは思わなかった」ってのが最終的な感想ですね、やっぱり。あのサイズのスクリーンで見ると本当に舞台を見てる感覚になれたし。いい企画だったと思う。
アオドクロも松竹系で上映したりするのかな。

ゲキ×シネ「髑髏城の七人(アカドクロ)」2004年10月02日 00:00

午前中はレミコン名古屋のチケ取り。中日劇場に電話しつつ、劇場ネット予約にも挑戦。
10時とほぼ同時に繋がった@ぴあとCNは瞬殺でした。
5分後くらいにネットが繋がるも、希望日は既に2階。それでもさっさと即決しないと
ますます後ろになってまう…ということでGETしました。
結局12/18のマチソワ行ってきます。岡アンジョと村井ジャベ、あと山口バルです~。
しかし大阪翌週名古屋か。血迷ってるとしか思えないよ…。

昼過ぎに妹がそらさんを洗ったので、タオルでガシガシやって、窓際へ。
日当たりがいい時間だったので見る見る毛がふわふわに。
そらさんはお風呂は好きだけどドライヤーが嫌いなので夏場は楽でいい。

夕方、妹と共に有楽町へ。F嬢との待ち合わせ場所に行ったら
彼女は既にグラスワインで一杯やっていた(笑)
ビールとワインとウニクリームパスタで幸せになりつつ、会場へ。
2度目の「アカドクロ」鑑賞でしたが、舞台挨拶日に収録したらしい
場内アナウンス@ふるちんにかなり笑わせていただいた。

映画の感想としてはまあ、前回とそんなに変わらないかな。
客層が前回ほど濃い新感線オタ層じゃなかったので、笑いのタイミングとかが新鮮だった。
二度目だというのに結局メインキャストにしか目が行かず、細かい発見はできず。
でもこの編集はかなり好きだな。DVD化の時にはもうちょっと変えてくる気もするけど。
特典映像に100人斬りのワンカットバージョンと、
厚生年金会館の「蘭の花」演出と、副音声入ってたら満足かな。
とりあえず面白かった。

映画「CASSHERN」2004年06月03日 15:48

@丸の内ピカデリー2

さて、以下いきなりネタバレしますよ。

メインの登場人物全滅して「完」てなんやねん!

なんかもうなんといっていいか…。役者さんの演技は良かったし(除主人公)、絵的にも一つ一つは美しかったしいいんだけど、いいんだけど…。監督的に色々言いたいことはありそうだったけど、伝わってこなかったなぁ。映像に懲りすぎてスクリーンで見ると目が疲れるし長いし。(2時間でまとめられるだろ、これ)
世界観はですね(FF7+マトレボ)÷(ナウシカ+ハウルの動く城)って感じでしょうかね。
主人公がですね、とにかく納得行かない。戦地に行く理由も、自らキャシャーン=守護神を名乗るきっかけも。何のために闘うのか?って疑問を抱きながら闘うのはいいけど、結局それでどうだったのかの部分がさっぱりわかりません。
むしろ敵役の唐沢の方が理由も行動も筋道通ってて正しく見えました。
公開前にEZ!TVでやった特集見たんですが、そのとき感じた監督の印象そのままの映画だったなぁ。<font size="2" color="white">(=病んでるよ、この人)</font>私はタダ券持ってたからいいですが、そうじゃなかったらレディースデーでも後悔しそうな終了直後の心境でした。キューティーハニーの方が素直に感動できたよ(苦笑)
後ですね、これは誰が悪いわけじゃないんですが劇中のいいシーンでベートーベンの「月光」がすご~く使われるんですよ。私前日にアカドクロ見たばっかりだったんでもう笑い堪えるのに必死で;(アカドクロも劇中で月光がかかるのです)まさかこんなとこで弊害が出るとは思わなんだ。不意打ちは恐いです。

でもキャストは本当に良かったです。唐沢さん筆頭に新造人間4人衆はカッコよすぎだし、寺尾アキラも良かったし、樋口可南子&小日向さんは「阿修羅城コンビ」だし(こっちは改めて期待です(笑))ミッチーも非常に美味しいとこ持って行きましたね。
多分主役&ヒロインがあまりに薄味だったのも、映画の枠線が不明瞭な一つの要因なんじゃないかと。
DVD出てもう一回TVで見直したら見方も多少変わるかもしれないけどね。

最後に、この映画が遺作となってしまった三橋達也氏のご冥福を心よりお祈りいたします。

DVD「ラストサムライ」吹替え版in歌舞伎座2004年05月29日 15:47

@歌舞伎座

というわけで、行ってきましたラスサム祭!
歌舞伎座着いたらもうびっくりですよ~。あのいつも演目が書いてあるでっかい垂れ幕も、幟旗もぜ~んぶ「ラストサムライ」。かなり異様な感じではありましたが、あそこまでやるとは思ってもいなかったのでかなり感動。とりあえず写真を撮る(笑)

開場1時間前くらいについてたんですが(同行のW嬢はさらに1時間前から…ありがとう)、人はかなり多かったです。それでも入場して、周囲の人が躊躇してる間にスタスタと前の方へ行って、ど真ん中のかなり前の方をGET!ああ、この位置で歌舞伎が見たい(涙)
入り口でお土産にかなりしっかりしたラストサムライのリーフレットみたいなのを貰いました。これ貰っただけでもかなり嬉しい。

上映前のゲストは原田監督@大村氏。トムの声をやってる森川さん以外は原田さんのキャスティングだったんですね。(森川さんはトムの指名らしい) それからボイスオーバー収録に至る経緯と裏話を色々してくれました。謙さんはとにかく忙しい時期で大変だったようです。収録には1週間くらいかけたらしい。吹き替えではかなり長いらしいですね、これ。

で、本編。
痛んだフィルムじゃなくてクリアなDVDの映像をスクリーンで見るともんのすごい迫力でした。あれはいいなぁ。自宅に欲しい。<無理です
ボイスオーバーはやっぱりいまいち集中できなくて好きくないんですが、あれだけでかい音で聞くとそんなには気にならなかったかも。

終映後のゲストは七之助さん@帝と、再びの原田監督。映画のロケから直行らしい七之助さんはド金髪で、見た瞬間に原田監督が「帝!オールグレンになってしまわれたのですか?」と突っ込んで笑いを取ってました(笑) しかし七之助さんは細すぎ;監督の半分くらいしかないよ…。花道から登場したんですが「素顔・私服で花道はちょっと緊張します…」とすんごくおどおどと花道を通ってました(笑)
このトークで印象に残ったのは吹き替えで出てくる謙さんの「なんじ、古き雄々しきこの国に、新しき命を宿すもののふ」というセリフがあるんですが、これが古き雄々しきこの国=歌舞伎座、新しき命を宿すもののふ=ラストサムライということで、今この瞬間の現状そのままじゃないか!という監督の言葉でした。なるほど。原田監督は本当にラスサムが好きなんだなぁというのが伝わってくる熱弁でした。
そんで二人ともぎこちなく花道を歩いて退場。

開始の時は拍子木で始まったり、ステージ上に篝火(偽)があったり、歌舞伎座という会場の雰囲気をフルに活用した演出だったと思います。
しかし、返す返すもあの位置で歌舞伎見たいなぁ。