六月大歌舞伎(一幕見・助六由縁江戸桜)2004年06月15日 15:26

@歌舞伎座(十一代目市川海老蔵襲名披露)

同フロアにある別会社の人が歌舞伎好きで、そのうち一緒に見に行こうと言いつつ、中々実現してなかったんですが、「玉三郎の揚巻太夫と海老蔵助六の並びが見たい!」という強い声と、開演時間が19:30くらい~で定時後で間に合う…ということで行って参りました歌舞伎座。…歌舞伎座に歌舞伎見に行くのは何年ぶりだろう;

会場に着いたのは6:30くらいだったんですが、とりあえず立ち見で滑り込めました。演目も「歌舞伎は好きだけど見た数も知ってる演目も少ない」私でも知ってる数少ない話しの一つなので安心です。

とりあえず出演者の豪華さにびっくり。さすが成田屋の襲名披露…なんでしょうか。玉三郎・福助の揚巻・白玉は並んだだけで目も眩むような美しさ。特に衣裳変えてからの揚巻はほんっと、動きの一つ一つが美しくてため息物でした。(4階で顔見えなくても、しぐさだけでも美しさって伝わってくるんですねぇ)
お待ちかねの助六登場…は、2/3くらい見えなかったけど、色男役はほんっとはまるなぁと感心しました。喉が少し辛そうだったのは気のせいでしょうか。ちょっと台詞が聞きづらかったです。
通人が出てきたところで随分お遊びがあってびっくりしました;「襲名披露の海老蔵さんに似てるね」って記念の写メール撮ってるし、ヘェボタン叩いてるし、あのマフラーとサングラスはなんだったんだろう?最後はお~いお茶で締めて退場(笑)
勘九郎さんはお顔が大きくていいですね!(いや、ホントに。遠目からでも表情わかるんだもん)以前知人が歌舞伎座前の横断歩道で勘九郎さんに遭遇して、距離が縮まるにつれて巨大化する顔に恐れおののいた…と話してくれたのですが、大きな顔は役者さんの武器なんだなぁと改めて思いました。

立ち見でも十分楽しめたんですが、やっぱり先日のラストサムライ試写会くらいの席で見れたら嬉しいなぁ(苦笑)勘三郎襲名の時はちょっと気張ってがんばろう。
八月の納涼歌舞伎の演目が出てましたね!四谷怪談か~。配役的にもそれが一番よさげだったし、三部制で開演遅いから平日狙いでこっちもがんばってみようかな。

そうそう、観劇仲間のM嬢は昼の部の「外郎売」が見たいそうで。私は縁起物でやっぱり睨んでほしいのでそれを見るなら口上も見たいんですが、昼の部ってことは土日?…私土曜は今週も来週も観劇よ?……20日ですか?今週の日曜ですか?

……朝から一幕見に並んでたら笑って下さい。