東宝ミュージカル「レ・ミゼラブル」(2000回公演)2005年05月24日 14:37

見てきました。実は最前列センターでした。
で。

あれ見て私に何を書けと!?(いや、誰も書け言ってないから)
ただただ素晴らしく、多少感傷的で皆さん少々ウェット過多になってるなーと思いつつもやっぱり凄かったのです。プリンシパルの気迫が突き刺さるようでした。

特に「Stars」では息詰まって圧迫感凄くてどうしようかと思いました。鹿賀ジャベ、最初に見たジャベール。記憶の片隅に残っていた「ジャベール警部」はやっぱりこの人だったんだなぁという感じ。圧巻。

岡さんのアンジョルラス、あれは何という生物なんですか!全身から何かキラキラしたものが出ていて、そのキラキラに捕らえられて学生たちのアンジョルラスを見つめる表情が恍惚としてるんですよ。「ああやって新興宗教ってでき上がるんだよ」(by F嬢)という言葉にものすごく納得。砦はなんというか「王者の悲哀そのもの」(By尾崎さん@エースをねらえ!)で、「ああ、やっぱりお蝶様なんだ」とよくわからない納得をしました。

そんな中でも自然体の今井バルジャン。素敵だった…。バルジャンはやっぱりバルジャン。最後までただただバルジャン。それってすごい。

島田エポ、実年齢考えたら凄すぎる。究極の初々しさ(月ミューインタビュー参照)ってああいうことなのか。少女にしか見えないよ!最前列で見てても少女だよ!可憐で切なくて可愛いエポちゃんだった。

岩崎ファンテの透明感ある歌声。エピローグのお迎えの時、本当に天の使者がやってきたみたいでした。でも以外と強く、そして工場長を拒否する高潔さに驚き。

禅さんマリウスは最初「うわ…声は若いのに(検閲削除)」だったのに、進むに連れてどんどん青年に見えてくる。優しそうで鈍くて、それだけに酷い人だ。砦でエポニーヌに手紙を預けるのは逃がすためだったんだなとはっきりわかりました。

斎藤テナ。原作から抜け出したみたいなテナルディエだった。プリュメ街でエポニーヌしばき倒したのにびっくり。行きすぎず、真面目すぎずのさじ加減が凄いなと。


とにかく、大好きな今井バルVS大好きな鹿賀ジャベと、岡アンジョが見られて幸せ。
興奮のままなので、落ち着いて頭冷えたらちゃんとレポします。
久々に学生注視とか、アンサンブルで出てるアンジョ注視とかじゃなくて、気がつくと「レ・ミゼラブル」の世界に引きずり込まれてました。凄いや。

あ、初めてお花もいただきました。投げてくれたアンサンブルさんありがとうございました。嬉しいです。


雨が降っていたので終演後は帝劇地下の居酒屋さんへ。4人で呑みながら興奮ぎみに色々話す。周囲全部が仕事帰りのサラリーマンで、逆に居心地がよかった(笑)
揚げ出し豆腐とお通しのおでんが絶品だった。あの大根、丼に持ってきてもらいたかったよ。

コメント

※コメントの受付件数を超えているため、この記事にコメントすることができません。

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://showcase.asablo.jp/blog/2005/08/25/54449/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。

_ 初心者向けホームページ作成講座 - 2006年09月03日 00:57

初心者でも安心といいつつ、何気に理解不能な内容だったりしませんか?初心者向けに書く文章は、初心者が書いたほうが良かったりします。
でも、まるっきり初心者の場合、それはそれで理解が難しい文章になってしまう可能性もある。
これぞ諸刃の剣。ではどうするか。それを考える。