SHINKANSEN-RX「SHIROH」(大千秋楽) ― 2005年01月18日 14:06

↑川ちゃんが投げてくれた「SHIROH煎餅」
@梅田コマ劇場
家族には「今日は飲み会で遅くなるから~」と、普通に出社時間に家を出て行ってきましたよ、梅コマ!
とりあえず疲れ果ててるので思ったこと箇条書き。思い出した点と詳しいレポは後日ゆっくり。
・寿庵@由美子ちゃんが「♪この国の西の果てには~」の所を潰して歌わなくなった。
・OPのお福@杏子さんがあまりにカリスマで、歌で人を動かしてたので「……四郎が嫌だっつってるならお福がリーダーでも問題なかったんじゃ」と本気で思った。
・毎回思うが、タイトルバックで人波に飲み込まれてく四郎は、まるで人々に魂を食い尽くされてるみたいだ。(阿修羅城で鬼に人が喰われるシーンを思い出すんだよね)
・カナコさんの歌声がコーラスの一部としてバッチリ機能していた。素敵だった。
・甚兵衛さんのアドリブ「私は天の御子ではない!でもミュージカルは大好きだ~!」。
・アドリブもういっちょ「私の名は益田甚兵衛。次の出番は52分後じゃ!」
・じゅんさんの有明海わかめネタは客席巻き込んで定着したんですね(笑)
・「♪しげちゃんとかっちゃんは~~~~~~~~」は今日も特大ロングトーンで、右近さんはやっぱり最高音を外していた(笑)
・江守さんの歌が上手くなってて驚愕した。
・でもやっぱり2曲目のスローテンポな曲はリズムが取れてなかった…
・全体通して千秋楽が一番淋しそうなのは江守御大だった(笑)
・寿庵の館で「四郎LOVE」の絵が見えるところ、慌てて隠したはいいけど上部がまたはがれてしまって、寿庵が超速攻で直していた。すげえ。
・甚兵衛さんの日ネタ「後はお笑いの方々に任せて、わしらはどこをカットするか、再演の打ち合わせに行ってきます」「出られると思うなよ!」
・まるちりは間違いなく全公演通して一番気合いが入ってたと思う。
・「さんちゃご」。自分のパート歌い終わった後にそっと後ろに下ってダッシュで捌けてマント着る由美子ちゃんに拍手。
・重ちゃんは大阪ではずっと伊豆の御大のアドリブを無視してたらしい。江守さん淋しそうだった。そしてじゅんさんに「アリナミン飲んでも殿様のアドリブを受けられないような小心者」とか突っ込まれてた(笑)
・寿庵とお蜜がやりあうところ、いつから四郎は靴を直すようになったのだろう?
・マツ日ネタ「シロー!甚兵衛さんがこれからミュージカル俳優でやってくってー!止めたほうがいいよね?」。シロー答えられず口をパクパクさせつつの沈黙後、小さく吹きだす(笑)
・「光を我らに」で一気のみする寿庵のアクションがかなり激しくなってた(笑)ガッツポーズ男らしいです。
・四郎の告白は涙溜めて目を真っ赤にしての熱演だった。泣けた。
・川原さんパートは「祭」の節で謝った後に「最後の土下座だ」でした。知恵伊豆あっさり「腹切りなさい」。
・なるしーの退場際「君たち身体のバランス悪いねー。僕も何だよね。…殿様も。今度トリオ組みましょう」。
・そして足を負傷した模様。(どこでかは不明)
・シローを助けにお蜜が飛び込んできた瞬間の寿庵の表情がなんともいえなかった。後悔なのか、戸惑いなのか。その後シーンが進むにつれて後悔と決意、かな。
・「ラストジャッジメント!」。帝劇初日は興奮と怒り。帝劇楽日は哀しみ。今日は怒りと憎しみ…に見えた気がする。
・死に向かうキリシタンたちの表情が穏やかすぎて怖かった。そんなのはやっぱりなにか違う。大きく何かが間違ってる。
・でもお福の「次ははらいそで会いましょう」は激しく泣けた。
・ラストシーンも涙ボロボロ流して上川熱演。でも涙と鼻水と汗がボトボト顔にかかってた由美子ちゃんは大変だと思った。
・四郎の奇跡の後の寿庵の表情に今日もくぎ付けになってしまい、うっかり昇天してゆく人々を見そこねてしまった…
・初めてその後階段前辺りで速攻衣裳を羽織る由美子ちゃんが見えた。
・あのタイミングで最後のセリフをちゃんとした声で言うのは大変だと思った。
で、本編終了して両SHIROHが出てくると同時に場内ほぼ総立ち。びっくりしました。普通は2度目のカーテンコールとかだもんね。でも気持ちはわかります。(私も立ったし)
その後「光を我らに」を演奏して、3回目のカーテンコールで新感線名物煎餅投げ。今回は真後ろに川原さんが来たので、手を伸ばしてみたら笑顔の川ちゃんが手の上にぽんと投げてくれました。ラッキー!これでトリコロール完全制覇(笑)
で、4回目のカーテンコール。
・板倉重昌 A GO GO!
・神の王国をつくれ
・まるちり
と3曲連続でやってくれました!
「千秋楽はいんへるの軍団におまかせだ!」といいつつ、やっぱり撃たれて運ばれる重ちゃん(笑)マジで餅(偽餅)ついて独楽回す津屋崎&三宅。
「まるちり」では杏子さんとあっきーが客席に降りてきて煽る煽る!特に杏子さんの煽り方は手慣れてて熱くてかっこよかった~。真横真後ろまで来て、昔バービーが好きだった身としては感涙。舞台では上川さんがギターを!
その後数回のカーテンコールの後に上川さんが「これ以上何をやれってんだ!いい加減帰りなさい!」と一括して終了。
いや~、カテコだけでもチケット代分くらいありそうな濃さでした。
最後に思ったこと。四郎とシローはみんなを「はらいそ」まで導くことで果たすべきことは終えたんじゃないかなということ。何十年か後に寿庵をはらいそへ導いた後、敢えてそのまま、今もどこかで見守り続けてるんじゃないかな…。残った寿庵を見つめ続けたように、二人は37000の命への贖罪も含め、はらいそへ行かず、いんへるのにも行かず、この地上でずっと。
今日のラストシーンを見てたらあの二人ははらいそへ行くことをなんとなく望んでないような気がした。
@梅田コマ劇場
家族には「今日は飲み会で遅くなるから~」と、普通に出社時間に家を出て行ってきましたよ、梅コマ!
とりあえず疲れ果ててるので思ったこと箇条書き。思い出した点と詳しいレポは後日ゆっくり。
・寿庵@由美子ちゃんが「♪この国の西の果てには~」の所を潰して歌わなくなった。
・OPのお福@杏子さんがあまりにカリスマで、歌で人を動かしてたので「……四郎が嫌だっつってるならお福がリーダーでも問題なかったんじゃ」と本気で思った。
・毎回思うが、タイトルバックで人波に飲み込まれてく四郎は、まるで人々に魂を食い尽くされてるみたいだ。(阿修羅城で鬼に人が喰われるシーンを思い出すんだよね)
・カナコさんの歌声がコーラスの一部としてバッチリ機能していた。素敵だった。
・甚兵衛さんのアドリブ「私は天の御子ではない!でもミュージカルは大好きだ~!」。
・アドリブもういっちょ「私の名は益田甚兵衛。次の出番は52分後じゃ!」
・じゅんさんの有明海わかめネタは客席巻き込んで定着したんですね(笑)
・「♪しげちゃんとかっちゃんは~~~~~~~~」は今日も特大ロングトーンで、右近さんはやっぱり最高音を外していた(笑)
・江守さんの歌が上手くなってて驚愕した。
・でもやっぱり2曲目のスローテンポな曲はリズムが取れてなかった…
・全体通して千秋楽が一番淋しそうなのは江守御大だった(笑)
・寿庵の館で「四郎LOVE」の絵が見えるところ、慌てて隠したはいいけど上部がまたはがれてしまって、寿庵が超速攻で直していた。すげえ。
・甚兵衛さんの日ネタ「後はお笑いの方々に任せて、わしらはどこをカットするか、再演の打ち合わせに行ってきます」「出られると思うなよ!」
・まるちりは間違いなく全公演通して一番気合いが入ってたと思う。
・「さんちゃご」。自分のパート歌い終わった後にそっと後ろに下ってダッシュで捌けてマント着る由美子ちゃんに拍手。
・重ちゃんは大阪ではずっと伊豆の御大のアドリブを無視してたらしい。江守さん淋しそうだった。そしてじゅんさんに「アリナミン飲んでも殿様のアドリブを受けられないような小心者」とか突っ込まれてた(笑)
・寿庵とお蜜がやりあうところ、いつから四郎は靴を直すようになったのだろう?
・マツ日ネタ「シロー!甚兵衛さんがこれからミュージカル俳優でやってくってー!止めたほうがいいよね?」。シロー答えられず口をパクパクさせつつの沈黙後、小さく吹きだす(笑)
・「光を我らに」で一気のみする寿庵のアクションがかなり激しくなってた(笑)ガッツポーズ男らしいです。
・四郎の告白は涙溜めて目を真っ赤にしての熱演だった。泣けた。
・川原さんパートは「祭」の節で謝った後に「最後の土下座だ」でした。知恵伊豆あっさり「腹切りなさい」。
・なるしーの退場際「君たち身体のバランス悪いねー。僕も何だよね。…殿様も。今度トリオ組みましょう」。
・そして足を負傷した模様。(どこでかは不明)
・シローを助けにお蜜が飛び込んできた瞬間の寿庵の表情がなんともいえなかった。後悔なのか、戸惑いなのか。その後シーンが進むにつれて後悔と決意、かな。
・「ラストジャッジメント!」。帝劇初日は興奮と怒り。帝劇楽日は哀しみ。今日は怒りと憎しみ…に見えた気がする。
・死に向かうキリシタンたちの表情が穏やかすぎて怖かった。そんなのはやっぱりなにか違う。大きく何かが間違ってる。
・でもお福の「次ははらいそで会いましょう」は激しく泣けた。
・ラストシーンも涙ボロボロ流して上川熱演。でも涙と鼻水と汗がボトボト顔にかかってた由美子ちゃんは大変だと思った。
・四郎の奇跡の後の寿庵の表情に今日もくぎ付けになってしまい、うっかり昇天してゆく人々を見そこねてしまった…
・初めてその後階段前辺りで速攻衣裳を羽織る由美子ちゃんが見えた。
・あのタイミングで最後のセリフをちゃんとした声で言うのは大変だと思った。
で、本編終了して両SHIROHが出てくると同時に場内ほぼ総立ち。びっくりしました。普通は2度目のカーテンコールとかだもんね。でも気持ちはわかります。(私も立ったし)
その後「光を我らに」を演奏して、3回目のカーテンコールで新感線名物煎餅投げ。今回は真後ろに川原さんが来たので、手を伸ばしてみたら笑顔の川ちゃんが手の上にぽんと投げてくれました。ラッキー!これでトリコロール完全制覇(笑)
で、4回目のカーテンコール。
・板倉重昌 A GO GO!
・神の王国をつくれ
・まるちり
と3曲連続でやってくれました!
「千秋楽はいんへるの軍団におまかせだ!」といいつつ、やっぱり撃たれて運ばれる重ちゃん(笑)マジで餅(偽餅)ついて独楽回す津屋崎&三宅。
「まるちり」では杏子さんとあっきーが客席に降りてきて煽る煽る!特に杏子さんの煽り方は手慣れてて熱くてかっこよかった~。真横真後ろまで来て、昔バービーが好きだった身としては感涙。舞台では上川さんがギターを!
その後数回のカーテンコールの後に上川さんが「これ以上何をやれってんだ!いい加減帰りなさい!」と一括して終了。
いや~、カテコだけでもチケット代分くらいありそうな濃さでした。
最後に思ったこと。四郎とシローはみんなを「はらいそ」まで導くことで果たすべきことは終えたんじゃないかなということ。何十年か後に寿庵をはらいそへ導いた後、敢えてそのまま、今もどこかで見守り続けてるんじゃないかな…。残った寿庵を見つめ続けたように、二人は37000の命への贖罪も含め、はらいそへ行かず、いんへるのにも行かず、この地上でずっと。
今日のラストシーンを見てたらあの二人ははらいそへ行くことをなんとなく望んでないような気がした。
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