映画「阿修羅城の瞳」試写会 ― 2005年04月11日 15:49
会社定時に飛び出して、駅から雨の中を全力疾走して何とか間に合いました。
4階まで階段駆け上がった時にはその場で力尽きるかと…。
汗だくだくになりながら席に着いて、上映開始。
結論的には「脚本家はがんばった!」「監督はもっとがんばれ!」。
以下箇条書きで思いっきりネタバレ感想です。
・前半、細々したとこをあれだけ引っ張るなら、師匠を舞台並みに瞬殺してもらって後半エピソードを丁寧にやってほしかった
・打鬼の鏡がなかったことにされているので名台詞「鏡の中に私がいる」も(以下略)
・↑な状態なので当然エンディングも(以下略)
・巨大阿修羅を見て「西遊記」の菩薩様とか如来様を思い出した
・邪空弱!つーか仮初めの命になってからもビジュアルが変わらないって…
・「飛びイナゴ」の説明がカットなので、「俺は邪空!安倍邪空!」もカット。当然のごとく「恋をすると鬼になると言ったな。ならば俺は男を絶とう!」も(以下略)
・樋口美惨は2000と2003を足して二で割ったような感じ。美しかった
・てゆーか、内藤師匠の使い方もったいなさ過ぎ
・阿修羅城戦で画面酔いした
・「あなたの赤い血を私の体が吸っている」はやっぱり霧状にしてほしかったな。風情なさすぎ
・りえちゃんは美しかったが、もうちょっとメイクとか凝ればよかったのに…
・阿修羅転生のシーンはもうちょっとどーにかならなかったのか
・そして「鏡の中にも~」と「やっと「殿」付けやめてくれたな!」がカットされているので、阿修羅は最後まで阿修羅のままに…
・「逆しまの阿修羅」がわかりやすくなっていた
・つばきと出門が何故恋に落ちたかの説得力はやっぱり薄い(笑)
・団吾さんの中で2003阿修羅の衣裳は決定版だったんだなぁと思った
・五行の存在はいったい…
・南北しゃんのエピソード全部やったら確かに収集つかないよね、二時間じゃ。くすん
・でも南北しゃんは南北しゃんで嬉しかった。ラスト美味しすぎ
・染かっこよすぎ
・染エロすぎ
・なんであんなにスクリーン映えするんだ染
・回想シーンは良かった
・いやだからとにかく監督が(以下削除)
色々突っ込んでますが、面白かったですよ。予想してたよりも全然。
中島さんの脚本の台詞をかなりそのまま使ってたのも良かった。
ただ、展開がスピーディーすぎて「やっと「殿」付けやめてくれたな!まったく段取りの多い女だぜ!」がなくなってしまい寂しい。大事な台詞だと思ったんだけどなぁ。
「約束?それだけ?」って台詞もとても曖昧になってしまった。舞台見てる私は舞台の記憶で脳内補完してぐっときたけど、見てない人だとどうなんだろうなぁ。
阿修羅転生シーンも弱いんだよな。鬼の前で転生しないから「鬼と変わるこの姿、貴方にだけ見らたのならば~」ってのがカット。いきなり「恨みまするぞ出門殿~」「人を、鬼を、そして何よりも出門、貴方を呪おう」ってこられてもなぁ。
でも「首が飛んでも~」は舞台版よりも格好良かったかもしれない。いやとにかく染はほんっと良かったよ。衣裳も全般的にいいし。
後は世界観的に、もうちょっと暗いイメージでも良かったかも…と思いました。
とりあえずレディースデー1000円か、前売り料金なら損はしないでしょう。
染好きだったら定価払ってでも観た方がいいです(笑)
しかし、桜姫だなんだのエピソードを切るために仕方ないとは思うけど、打鬼の鏡のエピソードがなくなったのは痛かった。「私は自分自身の呪いをいつも鏡で見つめてきた。鏡の中にも私がいる」って、この物語の大切な部分だと思うんだけどな。
4階まで階段駆け上がった時にはその場で力尽きるかと…。
汗だくだくになりながら席に着いて、上映開始。
結論的には「脚本家はがんばった!」「監督はもっとがんばれ!」。
以下箇条書きで思いっきりネタバレ感想です。
・前半、細々したとこをあれだけ引っ張るなら、師匠を舞台並みに瞬殺してもらって後半エピソードを丁寧にやってほしかった
・打鬼の鏡がなかったことにされているので名台詞「鏡の中に私がいる」も(以下略)
・↑な状態なので当然エンディングも(以下略)
・巨大阿修羅を見て「西遊記」の菩薩様とか如来様を思い出した
・邪空弱!つーか仮初めの命になってからもビジュアルが変わらないって…
・「飛びイナゴ」の説明がカットなので、「俺は邪空!安倍邪空!」もカット。当然のごとく「恋をすると鬼になると言ったな。ならば俺は男を絶とう!」も(以下略)
・樋口美惨は2000と2003を足して二で割ったような感じ。美しかった
・てゆーか、内藤師匠の使い方もったいなさ過ぎ
・阿修羅城戦で画面酔いした
・「あなたの赤い血を私の体が吸っている」はやっぱり霧状にしてほしかったな。風情なさすぎ
・りえちゃんは美しかったが、もうちょっとメイクとか凝ればよかったのに…
・阿修羅転生のシーンはもうちょっとどーにかならなかったのか
・そして「鏡の中にも~」と「やっと「殿」付けやめてくれたな!」がカットされているので、阿修羅は最後まで阿修羅のままに…
・「逆しまの阿修羅」がわかりやすくなっていた
・つばきと出門が何故恋に落ちたかの説得力はやっぱり薄い(笑)
・団吾さんの中で2003阿修羅の衣裳は決定版だったんだなぁと思った
・五行の存在はいったい…
・南北しゃんのエピソード全部やったら確かに収集つかないよね、二時間じゃ。くすん
・でも南北しゃんは南北しゃんで嬉しかった。ラスト美味しすぎ
・染かっこよすぎ
・染エロすぎ
・なんであんなにスクリーン映えするんだ染
・回想シーンは良かった
・いやだからとにかく監督が(以下削除)
色々突っ込んでますが、面白かったですよ。予想してたよりも全然。
中島さんの脚本の台詞をかなりそのまま使ってたのも良かった。
ただ、展開がスピーディーすぎて「やっと「殿」付けやめてくれたな!まったく段取りの多い女だぜ!」がなくなってしまい寂しい。大事な台詞だと思ったんだけどなぁ。
「約束?それだけ?」って台詞もとても曖昧になってしまった。舞台見てる私は舞台の記憶で脳内補完してぐっときたけど、見てない人だとどうなんだろうなぁ。
阿修羅転生シーンも弱いんだよな。鬼の前で転生しないから「鬼と変わるこの姿、貴方にだけ見らたのならば~」ってのがカット。いきなり「恨みまするぞ出門殿~」「人を、鬼を、そして何よりも出門、貴方を呪おう」ってこられてもなぁ。
でも「首が飛んでも~」は舞台版よりも格好良かったかもしれない。いやとにかく染はほんっと良かったよ。衣裳も全般的にいいし。
後は世界観的に、もうちょっと暗いイメージでも良かったかも…と思いました。
とりあえずレディースデー1000円か、前売り料金なら損はしないでしょう。
染好きだったら定価払ってでも観た方がいいです(笑)
しかし、桜姫だなんだのエピソードを切るために仕方ないとは思うけど、打鬼の鏡のエピソードがなくなったのは痛かった。「私は自分自身の呪いをいつも鏡で見つめてきた。鏡の中にも私がいる」って、この物語の大切な部分だと思うんだけどな。
最近のコメント