東京BLOODY FOOL第7回公演「バーバー敷島 金魚とピンポン」 ― 2005年10月10日 17:00
@中目黒ウッディシアター
面白かったです。
ただ世話物というか、日常を描いた作品なので、いわゆる小劇場的(例えば野田芝居のような畳みかけるような)発声だと浮いてしまうんですね。普通にしゃべって普通に演じるって難しいんだなと思いました。
「みんな何か抱えながら生きている。」という言葉が公式サイトの作品紹介にありましたが、「みんなが何かを抱えている」ことを作品に盛り込むあまり、ちょっと散漫になってしまった部分があるように感じました。
妹さんの物語が主軸なんだとは思いますが、ちょっと枝が多すぎて。正直なところ、岸さんなんか役自体いてもいなくても変わらない(笑)弟さんの元カノ話もなくてもいんじゃないかしら。家族それぞれに何かストーリーを…ということであればお隣の夫婦ネタが必要ないし(ラストに長女のご懐妊を持ってくる為に必要だったんだろうけど)。その辺すっきりさせて2時間に収めてほしかったなぁ…なんてちょっと思いました。(いやー、あの椅子にずっと座ってるの辛くて;) あと、卓球を実際にするなら「両親が選手だった」「中学三年間は卓球やってた」の台詞はなかった方が良かったのでは…。スパルタで教えられたわりに、あれは本当に「ピンポン」だったし(笑)
そのほか、時計合わせの暗転は仕方ないんでしょうけど、多くて長かった。玄関に見送りに行って声だけ…とか、ちょっと間が長いなぁと感じるシーンも多々。前半は何度か時計を見てしまいました。
とはいえ、こういう物語は大好きです。
子どもの頃に育った地域のお祭りを思い出して懐かしくなりました。下町育ちなのでモロにああいう世界だったし。ついでに舟和の芋羊羹が久々に食べたくなりました。
役者陣ではやっぱり納谷さんが素敵でもう、それだけでチケット代分楽しめたなと。岸さんは飛び道具。モエテンジャーのビデオと、「コンサート3日間通った」ネタでだいたい読めてしまいましたがそれでも楽しかった。
個人的に長女の旦那さん役の方と、お隣の奥さん、それから「けいこさん」役の方が良かったです。皆さん芸達者だったので安心して楽しめました。
面白かったです。
ただ世話物というか、日常を描いた作品なので、いわゆる小劇場的(例えば野田芝居のような畳みかけるような)発声だと浮いてしまうんですね。普通にしゃべって普通に演じるって難しいんだなと思いました。
「みんな何か抱えながら生きている。」という言葉が公式サイトの作品紹介にありましたが、「みんなが何かを抱えている」ことを作品に盛り込むあまり、ちょっと散漫になってしまった部分があるように感じました。
妹さんの物語が主軸なんだとは思いますが、ちょっと枝が多すぎて。正直なところ、岸さんなんか役自体いてもいなくても変わらない(笑)弟さんの元カノ話もなくてもいんじゃないかしら。家族それぞれに何かストーリーを…ということであればお隣の夫婦ネタが必要ないし(ラストに長女のご懐妊を持ってくる為に必要だったんだろうけど)。その辺すっきりさせて2時間に収めてほしかったなぁ…なんてちょっと思いました。(いやー、あの椅子にずっと座ってるの辛くて;) あと、卓球を実際にするなら「両親が選手だった」「中学三年間は卓球やってた」の台詞はなかった方が良かったのでは…。スパルタで教えられたわりに、あれは本当に「ピンポン」だったし(笑)
そのほか、時計合わせの暗転は仕方ないんでしょうけど、多くて長かった。玄関に見送りに行って声だけ…とか、ちょっと間が長いなぁと感じるシーンも多々。前半は何度か時計を見てしまいました。
とはいえ、こういう物語は大好きです。
子どもの頃に育った地域のお祭りを思い出して懐かしくなりました。下町育ちなのでモロにああいう世界だったし。ついでに舟和の芋羊羹が久々に食べたくなりました。
役者陣ではやっぱり納谷さんが素敵でもう、それだけでチケット代分楽しめたなと。岸さんは飛び道具。モエテンジャーのビデオと、「コンサート3日間通った」ネタでだいたい読めてしまいましたがそれでも楽しかった。
個人的に長女の旦那さん役の方と、お隣の奥さん、それから「けいこさん」役の方が良かったです。皆さん芸達者だったので安心して楽しめました。
最近のコメント