レ・ミゼラブル第2次製作発表2005年02月15日 14:09

@帝国劇場

行ってまいりました!
13:20開場だったので、13:00位に到着。2~30名並んでいたせいか、早めに開場してくれました。座席位置は葉書の宛名と身分証明書をチェックした後、テーブルに並べられたチケットの中から1枚を選ぶ、抽選方式。ドキドキしながら引いたらG列サブセン中央寄りでした。このくらいの位置で本公演も見たいわーと思いつつ、開演の14:00までドキドキしながら席で待ち。緞帳の向こうからは笑い声や、がやがやした話し声が聞こえてきます。

開演時間になると、緞帳の横から袴姿に番傘を持った駒田さんと、マイフェアレディのイライザの衣裳を着た森クミさんが登場!ひとしきり場内を笑わせてくれた後、緞帳が上がるとそこには勢揃いしたキャストの皆様が!
…でも良く見ると山口さん・今さんの姿がありません。後のMCで知ったのですが、お二人とアンサンブルの高野さん(だったかな?)がご欠席だったそうです。他にはリトコゼちゃんとガブローシュも欠席。あ、でも大人ガブちゃんの局田さんはご参加でした。ちゃんと女の子で(笑)可愛らしかったです~。

そして早速デモンストレーションに。

・ABCカフェ~People's Song(坂元・岸・小鈴・東山・岡)
「♪今こそ 時近づく血潮が沸き立つ~」から始まったABCカフェ。公式に動画がアップされてる「アンジョルラス大集合」と同じ割り振りだったと思います。5アンジョの印象としては、やっぱり声の鮮烈さでは坂元さん、熱血系で温かい歌声なのが岸さん、硬質で繊細な印象の小鈴さん、語りかけるようだった東山さん、そして思わず目を奪われずにはいられない(決してお衣裳が真オレンジのスーツだったからではなく)「華」の岡さんといった感じでしょうか。レミゼの華であるアンジョが5人も並ぶと壮観です。眼福。
個人的にはデモンストレーション聞いて岸アンジョに再度期待大。持ち味的に将来バルジャンいけそうだよなー。前回はアンダーだったらしいし。最近2003年各盤を聞いてて、どこで出てるか知らないわりに岸さんの声を聞き分けて反応しているのはどういうことなんだろう…ファン?(で、香盤見ると合ってるんだな、これが…)

・One day more
覚えてる限りのキャストだと、
 バルジャン=前半今井さん・後半石井さん
 ジャベール=綜馬さん(最後は岡さんも合唱)
 コゼット=剱持さん・河野さん
 マリウス=前半岡田さん・後半泉見くん
 テナルディエ=佐藤さん
 テナ妻=瀬戸内さん
 エポ=全員ワンフレーズづつ
 アンジョ=全員ワンフレーズづつ
だったと思います。なんかもう、目移りしちゃっていまいち自信ないですが…。でもなんて豪華な「One day more」でしょう!
楽曲の持つ力がすごいってのはタナボタの感想の時にも書きましたが、今回は総勢70名↑でやってるわけです。圧迫感が違います。終了後の拍手がすごいすごい。始まったばっかりなのに終わったみたいでした(笑)

ここで、ファンテの衣裳を着た森クミさんとバマタボア(でしたっけ?「♪うまけりゃ 食べてもいいぜ~」の人)の衣裳を着た駒田さんが再登場。
「絶対死なない最強のファンテーヌです(笑)…それはそれとして、私の衣裳はファンテーヌという薄幸の…「幸が薄い」と書いて薄幸ですよ?そういう女性なんですが、今この中で一番幸せな方をご紹介します。そのためにこんな衣裳なんです」と、シルビアさんを紹介。
初演時にリトルコゼットでオーディションを受けたが落ちたという話から「でも今回受かったじゃない!母ちゃんだけど」という森クミさんの前振りで一曲。

・I Dreamed a Dream(シルビア・グラブ)
タナボタで英語版は聞きましたが、日本語だとまた違って聞こえますね。今回は私服だったせいか、衣裳で歌っていたタナボタの時よりも力強く感じました。でもマルシアも前回のデモンストレーションの時は「強い」と思ったのにレミコンではちゃんと儚かったし、衣裳着けて舞台に上がれば変わるんだろうなと。個人的にはとても好きな声質なので、5月が待ち遠しい感じです。

次はコゼットの衣裳とアンジョルラスの赤ちゃんちゃんこで、司会のお二人登場(笑)「一回着てみたかったんだよ!…でも似合わないね」とちょっと寂しそうな駒田さん。それなりにお似合いでしたよ(笑)
新コゼットの知念ちゃんが紹介され「イジメに遭ってない?何かあったら私か岡幸二郎に言えば大丈夫だから」「あ、昨日早速(笑)…嘘ですよ~!?」と言う感じでトークの後、初披露の知念コゼット!

・プリュメ街~心は愛に溢れて(知念里奈・岡田浩暉・泉見洋平・新妻聖子)
「♪不思議ね 私の人生が始まった そんな感じ~」と歌い出した瞬間、可愛い!可愛らしいのですよ!元々声質が細くて高いみたいなので、キムみたいにドスの効いた歌の役よりも合ってるな…というのが第一印象。キムでも彼女でいいな~と思ったのは「婚礼」だったし。そういや知念ちゃんてこういう声だったよな~と、「♪翼を広げて~」という彼女の曲を思い出してみたり。
他二人に比べてまだラブラブ感は薄いものの、思いがけなく(失礼)期待が高まりました。ただ、最高音は結構掠れ気味でキツそうでしたね。本公演ではもっとマリウスとバカップルになって下さい(笑)

森クミさんと駒田さんはやっと普通のお衣裳に。今度は学生たちのデモンストレーションです。

・Drink with Me(中右・岡田・萬谷・阿部裕・泉見)
全アンサンブルのコーラスも入って、切なさが増した「Drink with Me」でした。阿部グランの歌声がやっぱりいいですね。ジャベール見たかったなぁ…。(グランは実は伊藤さんのが好きだったりするのですが)後ろから呆然と出てきて「♪死んでもいいさ コゼットは旅に出る~」と歌う泉見さん。完全に役入ってました。

この後のトークでは阿部さんに集中砲火。「年だからバリケード登るの辛いでしょ?」とか。阿部さんは「最後に一回登るだけなんですが、日に日にスピードは落ちていくと思います」と返答。笑いを取っておりました。

ここでアンサンブル・プリンシパル全員の紹介が入ったと思います。
そして「いよいよ主役の登場です!」と、なんだか忘年会の余興じみてきた場内。ステージ上のキャストも「ひゅーひゅー!」と盛り上がります!
今回はピアノ(そうそう、ピアノは2台連弾で演奏してました)ではなく、ギター一本で輪唱する「Bring Him Home」。アコギを片手に前に出てきた今井さんに「おお!」と。どんな感じになるんでしょう?

・Bring Him Home(石井・今井(ギター))
「♪神よ~」「♪神よ~」「♪かえ~して~」「♪かえ~して~」と、ほんっとうに輪唱です(笑)「♪御心でしょうか~」「♪みこころで~」とか、そこだけ若干変わってたかな。で、「♪月日の~波に~」の辺りだけハモって合唱だったような。最後は「♪かえして~ う~ち~へ~↑」と綺麗にハモって、音階駆け上ってオクターブ上げ(わかるかな~;)して終了。上今井さん、下石井さん。
いやー、もう素晴らしかったです!これ絶対公式で動画アップしてほしい!もう一回見たいよ~、聞きたいよ~。

次にプリンシパルキャストから一言づつのご挨拶。印象に残った挨拶をいくつか。
・石井「新しいキャストが入って面白い人が増えました。面白いレミゼラブルを頑張ります(笑)」
・今井「2003年に最初にバルジャンをやったときは、力が入りすぎて空回りしてしまいました。今年はもうちょっと肩の力を抜いて頑張ります」
・岡「私はレミゼに参加して11年目になります。なのでそろそろ地味に行こうと考えております」(森クミさんに「どこがよ!?前開けてみなさい!」と突っ込まれてました。インナーはラメラメでキラキラ…)
・知念「みんなに愛されるコゼットになるよう頑張ります」
・コング桑田「ぽっと出のコング桑田です!42歳(?)にして初めての帝劇です!4/5(?)には大阪からパパとママが来ます!がんばります!(大阪弁)」(その衣裳はどんなコンセプトなの?と聞かれ「2005年にテナルディエが生きていたらホスト倶楽部を経営していただろうなということで!」(赤スーツに黒シャツ、サングラスでオールバックでした)
・佐藤「普段やってる芝居はTVで全部流せないようなのが多いので、こうやって全部TVで流せると思うと逆に気恥ずかしいです(後、公式に載ってるお父様の話)」
・徳井「頑張ります」(森クミさんに「それだけ!?目標あるんでしょ?」と突っ込まれ、駒田さんが「目標は160cmになることらしいよ」(場内爆笑)
・坂元「目標は170cmです!」(場内爆笑)
・岸「文字通り命がけで頑張りたいと思います」
・シルビア「18年目の正直。コゼットの母ちゃんを頑張ります」
くらいかな…。後は良く覚えてないです、ごめんなさい。

そして客席からの質問コーナー。岡さんファンの方が「ジャベールをする日と、アンジョルラスをする日では朝起きた時に気分の違いはあるんですか?」と質問。
岡「なーんにも違いはないんですよ。いつも通りの朝です」(場内笑)
森「役者なんてそんなもんなんですよ!」
岡「低血圧ぎみでね、朝はいつも一緒。お風呂を温めて、浸かる頃にやっと目が覚めます。衣裳を着てやっと変わるんです」
森「そんなもんなんですよ~」
後は本田美奈子.さんへのエールを…ということで、ファンテ3名がそれぞれ気持ちを述べていたり、綜馬さんが「前回やりのこしたことをクリアしたい」と答えてたり、べっしーが今年の目標は「高嶋政宏に続け!」と言い切ってたり(笑)

で、最後のデモンストレーションということで、藤岡くんが呼ばれました。

・Cafe Song~Marius and Cosette(藤岡・剱持・別所)
藤岡くんはとにかく歌上手い!びっくりした~。声も低音が響いてとても好みな感じでした。単純に歌唱力だけだったら3マリウスで一番なんじゃないかしら?ただ、やっぱり経験不足と言うことでちょっと硬めな感じ。もうちょっと歌っている最中に表情が出るといいなと思いました。でもまあ、経験不足は経験によって補われると思うので、慣れてくる4月~に期待かな。

・結婚式~Epilogue
ここで印象的だったのはマルシアさん。他の二人は素の自分のまま歌ってる感じだったんだけどマルシアさんはすっと両手を伸ばして歌ってる姿が正にファンテで、さっきまでコメントで笑いを取ってた人には見えなくて感動だったな。立ち姿が綺麗だったー。
後歌い出しの部分でちゃんと背を丸めて肩を縮めて「おじいさん」な声で歌ってるべっしーにも感心。見た目が普通の格好なのでとてつもなく違和感だったんですが(笑)
最後は「♪明日は~」の大合唱で終了。客席からの大きな拍手を浴びて、ステージはフォトセッションへ。

どーでもいいんですが、フォトセッションの時の「目線こちらに~」ってアレが見るたびに笑っちゃうんですよね。そんで必ず勝手に仕切って広報さんに叱られる記者がいるのもお約束なのかしら。

フォトセッション終了後は緞帳が下りて、本当に終わり。あっという間の1時間15分でした。でも密度が濃くて楽しかったです。応募総数は8600くらいと森クミさんが言ってましたが、当たったのはとってもラッキーだったんだなぁと改めて自覚。

そうそう、広報の方が「帰ったら必ず10人以上に言ってください」とおっしゃってたので、最後に忘れず書いておきます。


レミゼはいいぞ!

Broadway Gala Concert 2005(ソワレ)2005年02月19日 14:09

@東京国際フォーラムホールC

RENTですよRENT!いきなりなんじゃい!ですいませんが、今日一番の感動はRENTなんですよ!
やまもの「♪そうす~べ~ては~ レ~ント!」を聴いた瞬間もう心が赤坂BRITZもしくは芸劇に飛んじゃいましたよ。恥ずかしながらその段階でうるうるしてしまった…。やっぱりね、RENTは特別なんですよ。私の中の再演してほしい舞台No.1の地位を99年から足掛け6年保ってるだけのことはあります。(最近同率1位でサイゴンなんですが)
SOL(SEASONS OF LOVE)だけだとパンフには書いてあったので、「What you own」が流れたときには本当に感涙。大好きなんだよな~。ロジャー役やってたのは渡辺健さんかなぁ。3Fからだったから良く見えなかった。でも頭の斜め上くらいで宇都宮ロジャーの独特な歌声が響いてしまって…(笑)
で、SOLになったらわらわら人が出てきて、必死で望遠鏡のぞいてみたら「……コリンズ(石原慎一)がいる?」何度確かめてもそれっぽい。そうこうしてる間に曲が始まって、女性ソロが始まって、「……この声はジョアンヌ?(坪倉唯子姐さん)」。
なんだとー!曲後のトークで「実は初演・再演のキャストが集まってくれたんです」とやまもが発言し、本当のRENTキャストが集まってたこと発覚。もっとちゃんと見ればよかった~;小西のりゆきさん(サイゴンで顔見てたのでわかった(笑))と坪倉さんと、石原さんと、Ryo-coちゃん・畑中洋一さん・Rikitoさんくらいしかわかんなかった…。しかもこれも微妙に自信ないし。
てゆーかですね、マーク・ジョアンヌ・コリンズが揃ってたら残り代役で「RENT」が聞きたかったな~…なんて。いやSOLでも十分泣けてしまったのですが、やっぱり「これがRENTだ!ロックミュージカルだ!」ってガツンと言わすにはこの曲だと思うですよ。日本版初演の時にこれで頭ぶん殴られたような気持ちになったもん。そこからパンチドランカーのようにRENT HEADSへの道まっしぐらだもんなぁ。
来年は確かBW公演10周年。再演があるなら来年だとひそかに思ってるので、今からそっとRENT貯金だ!RENTにB席はないからね…。
そして山本くん、ロックミュージカルに拘るならSHIROH他新感線ミュージカル出てほしいなぁ。身体能力高いし。やまもと新感線。相容れるようで徹底的に相容れない気がしないでもないけど。上川シローとか似合いそうだけどな。

……あ、RENTの話で終わりそうに。
とりあえず曲別(山本パート抜き)でコメントを。

★一幕
・ニューヨーク・ニューヨーク(全員)
 カンペ見ながら微妙に揃ってない全員合唱(笑)岡さんの衣裳が着物系の扇っぽい模様のジャケットで目が釘付けに。紋付だったから、着物を仕立て直したものなのかもしれません。

・ニューヨーク・ニューヨーク(成瀬こうき)
 初めて拝見した方なんですが、かっこよかった!現役時代が見たくなりました~。歌ってる声は普通なんですが、トークの話し声がかなり低音でびっくり。

・トゥナイト(純名りさ・別所哲也)
 とっても「マリア&トニー」で素直に良かった。純名さんの声は澄んでて綺麗だし、べっしーも声量あって若々しかった。バルジャンのジジイ声よりもこっちのがいいなぁ。

・スィングしなけりゃ意味がない(玉野和紀&タップダンサー)
 初めてこんだけ集団でのタップを生で見ました。迫力あります。1Fで見たらもっと良かったんだろうな。

・ゲッセマネ(岡幸二郎)
 なんとなく「岡さんノリノリ?」って感じに素晴らしい歌声でした。朝10時からリハで歌った甲斐があったのでしょうか。あの大きなホールで迫力ありましたね。客席の拍手も大きかった。

・アンユージュアル・ウェイ(純名りさ)
 去年「やっぱり見たかった舞台」でかなり上位の「ナイン」。こんな感じの曲が入ってるのか~と、いろいろ想像しながら聞かせていただきました。マリアとは違ってちょっと大人のお姉さんの雰囲気な純名さんがまたぐー。

・I still blieve(久野綾希子/島田歌穂)
 先日CSで放送してた歌穂さんのコンサートと同じコンビですね。大人な感じのI still blieveでした。

・アルゼンチンよ泣かないで(香寿たつき)
 タータンさんの声はやっぱりかわいらしいなぁと。今日は服装もかわいらしかったので、違和感なし。男役の時はかなり無理して声出してたのかなぁ。

・すべては薔薇と花開く(鳳蘭)
 出てきた瞬間「うわー、スターだー」と。存在感抜群。こういう曲は似合ってらっしゃるなーと思いました。

★二幕
・オーデション
 どなたも頑張ってらっしゃいましたね。個人的に魚がしからミュージカルスター目指してた彼と、10番の方には頑張ってほしい。

・ショウほど素敵な商売はない(全員)
 これもかんぺ付で。この曲は結構好きだな。でもグリーンのジャケットにスカートみたいなプリーツのワイドパンツの衣裳の岡さんの印象があまりに強すぎます…さすがです岡さん。

・オール・ザット・ジャズ(真琴つばさ)
 立ち位置にたった瞬間に隣のF嬢と顔を見合わせ「トップさんだ…」と思わずつぶやいてしまいました。衣裳も振り付けもなにもかもがカッコよかった…成瀬さんと同じく現役時代が見たい。

・時が来た(岡幸二郎)
 歌は素晴らしかった。でも出てきた瞬間客席が微かにどよめいた黒のスーパーロングコートと、超ロングブーツ(スターブーツのようでした)のインパクトが強すぎます…。さすがです、岡さん。

・もう恋などしない(香寿たつき・鈴木綜馬)
 スタンダードでも有名だったというだけのことはあり、私もなんとなく知ってました。曲の最後でたーたんの手の甲にチュッ。そしてほっぺにチュッっとやってたのですが、どーもこれは綜馬さんのアドリブだったらしく、たーたんの顔が真っ赤になって恥らってました。可愛かった~。そして綜馬さんが満足そうだった~。声質が合ってるのか、いいデュエットだったと思います。

・キャバレー(真矢みき)
 カッコよかったです。でもこの面子の中に入るといかんせん歌が…。うん、でもかっこよかったからいいです。

・ピープル(鳳蘭)
 一幕目の曲のほうが好きだったかも。この並びで鳳さんを入れるなら、斉藤さんのサポートをしてほしかった(笑)

・この家の主(斎藤晴彦)
 何年ぶりに聞いただろう。でもスーツ姿で、たった一人で歌う曲じゃないよなー。レミ組みんなサポートで入ってくれたらよかったのに…とちょっと思いました。無理だけどね。

・Stars(鈴木綜馬)
 初めて聞く綜馬さんジャベ。もともとの声がノーブルな感じなので、私のジャベのイメージとはちょっと違うかなと。この曲を聴く限りは…ですが。綜馬さんの声で司教様のソロが聞いてみたいなぁ。

・On my own(島田歌穂)
CSで見たコンサートよりも声の調子が良さそうで、やはり遠い記憶が蘇ってきました。表情がちゃんとエポちゃんで「ああ、エポニーヌだぁ」って感じなんですよね。5月楽しみだなぁ。

・マリア(別所哲也)
 んー、もうちょい高いキーの曲のほうがはまりそうな気がするべっしー。Tonightの方が合ってた気がします。どーせならいっそ「アメリカン・ドリーム」やってほしかったなー。

・メモリー(久野綾希子)
 初演キャストさんなんでしたっけ?最後の方の感情の入り方が凄かった。

・アプローズ(全員)
 これもかんぺ片手に…でした。岡さん、ここの衣裳だけはノーマルな黒スーツだった(笑)

とにかく、私としては「RENT」な日でした。
あ、ガラコン@青山ではぜひ司会者を変更していただきたい。ミュージカルの知識ない人持ってきちゃダメでしょう、やっぱり。

デモクラシー(千住楽日)2005年02月19日 15:12

@THEATER1010

自宅からこんなに近い場所に劇場ができるなんて!鹿賀さんや市村さんが来るなんて!と喜んだ情報公開日から数ヶ月。初1010に行ってまいりました。
流石新しい劇場なだけあって何もかもがぴかぴか。16列だったのですが、前の座席ときれいに交互になっていて見やすかったです。

さて、舞台。セットはシンプルでしたね。1つのセットで舞台がずっと進行する形。BGMもない台詞だけで状況が進行していく舞台。こういうのは久々だわーと、ちょっと気合い入れて見ました。一度舞台に乗ると、キャストもかなり出ずっぱり率高いです。(芝居に絡んでなくても舞台後方でテーブル囲んで仕事してる設定になってたりとか)

舞台はブラント(鹿賀さん)が首相に選ばれるところから始まります。ストーリー自体はギョーム(市村さん)の回想という形で進行してるのですが、老いたギョームがクレッチマンに対して過去を語る…割には衣裳もメイクも若かりし頃のままなので、その辺がわかりにくいと言われる所以なのかもしれません。

東側のスパイとして送り込まれたギョームがブラントの人柄と抱える孤独に触れ、徐々に惹かれていく様子が市村さんの演技から良く伝わってきました。そして彼にそう思わせるだけの存在感が鹿賀さんにはあって、二人の関係に理屈でなく納得できました。「ヤツを首にする」と何度もいいながらそうしないブラントの心境も伝わってきたし。

パンフレットの対談でも語られていましたが「太陽と月」という関係が非常にしっくりくる、ベストなキャスティングだったんだと思います。やりようによっちゃ他のキャストがいなくても市村ギョームと鹿賀ブラントさえいれば成立する戯曲なんじゃないかなと。
とにかく役者の力量にかかってる「台詞芝居」なので、にそういう意味で劇場的には1010やル・テアトルが限界サイズだと思う。決して青山劇場にかかる演目ではないような気がします。(私的にはこれを青山で見たいと思わない。行く人ごめんなさい。どうせ青山なら円形劇場の方で見たかった)

そんなこんなで実は他キャストさんの印象があまりなかったりします…。近藤さん、今井さん、小林さん、藤木さんまでかな。禅さん楽しみにして行ったんですが、正直あの濃ゆいメンツの中ではまだまだな感じでした。

ラストの方で10人が舞台前方に来るシーンは圧巻。スーツ姿のおっさん10人の芝居!私的にとてもツボです(笑)
最後の最後、ブラントの後ろにそっと立って言う「私はいつまでもブラントの斜め後ろを歩く。彼の影のように」みたいなギョームの台詞が印象的だった。その台詞で幕切れっていうのもインパクトが強かったのかもしれない。
台詞量が膨大すぎて、一度見ただけでは記憶しきれません;ストーリー的にはある意味単純なので理解できるんですけどね。戯曲の力がとてもある作品という印象で、中盤以降はとくにぐいぐい引き込まれました。

印象的だったキャスト別。
市村さん。ちょっと滑舌が…で、語尾が聞き取りづらい台詞が多々。
ただ、その辺は置いておいてもブラントを見つめる視線の変化とか、二人でいるときの距離感の移り変わりとか、一瞬で過去の現実→語り部に変わる演技なんかは流石だなーと思いました。最後に唯一の理解者がいなくなり、孤立してゆくブラントに「私じゃない!私が(情報を)売ったんじゃない!」と叫ぶ姿が悲しかったなぁ。いつの間にか祖国よりもブラントを愛してしまったギョームの切なさが伝わってきました。当たり役だと思います。

鹿賀さん。やっぱり存在感ありますねー。演説をするシーンの説得力があることあること。ブラントで一番好きだったシーンはギョームをスパイと疑い(ほぼ確信で)ながら、休暇を一緒に過ごすシーン。「自分は幾つもの名前を持っていた。君の名前は?」とギョームに問うブラントがなんとも言えず印象的。ブラント的には、あそこでギョームが告白していたらどうしたんだろうか。色々余白を持たせてこちらに想像させてくれる演技だったと思いました。

藤木さん&三浦さん。影の黒幕っぷりが素敵~。政界に潜む魑魅魍魎って感じで悪の華的空気がぷんぷん出てました。見た目がまたダンディなおじさまなのですよ。三浦さんの操られっぷりもツボ。最後に「首相なんか務まりません!いーやーだー!(要約)」と言いつつ、結局首相に祭り上げられてる辺りがまたツボ。

今井さん。ともすれば「アンタなんでそこに立ってんの?」になりかねない役なのに、違和感なく舞台上に存在していて、それだけでも凄いなと。結局ミーシャの正体は明かされなかったのですが、予備知識なかった私は始まってしばらく「実はこいつの正体がミーシャなのでは」と思ってました(笑)

近藤さん。謀略にはまってブラントに首を切られたと寂しげに言っていたホルストさん。それは事実無根だったことを後でも彼は知ることができたんでしょうか。なんとなく気になりました。相変わらずの癒し系。

脳内CPUをフル回転させてしまって、終演後は結構疲れました。この後はフォーラムでガラコンだったので、そっちで癒してもらおうと移動。
自分としてはとても面白かったし、気に入ったのですが、何せどう感想書いたらいいかわからないんですよ。大したこと書けなくて申し訳ない。でもとてもいい舞台でした。