神奈川フィルハーモニー管弦楽団 ニューイヤー・ポップス2005 ― 2005年01月05日 00:00
@ミューザ川崎シンフォニーホール
復活の石井クリス(違)を見に行って参りました。
が。6:28の東海道線に乗ろうと会社を出たのですが、6:02に横浜で人身事故発生。JRの構内アナウンスに翻弄されて、結局京浜東北線に乗ったのが38分。こりゃダメだ…と思ったのですが、ギリギリセーフ&本番5分押しで結果的には余裕でした。
本編は2部構成。第一部が神奈川フィルの演奏で「コーラスラインメドレー」「メモリー」「MUSIC OF THE NIGHT」「サウンドオブミュージックメドレー」だったかな?指揮者の藤野浩一氏がとても生き生きしていたのと、ゲストドラムの斎藤ノブ氏が印象的。演奏はそれなりにアレでした。
第二部でシルビア&石井さん登場。グリーン基調のスパンドレスのシルビアと、赤シャツ・赤チーフに白スーツな石井さん。石井さんは相変わらずメイクが濃(以下略)。目の上が真っ白で微苦笑。6列目で見るとすごいもんがありました。
曲は「GYPSY」から数曲、「On my own」「Bring him home」「命をあげよう」「Why god why」「世界が終わる夜のように」と、アンコールで石井さんのオリジナル曲をやってくれました。
感想を箇条書きで。
・レミゼの序曲はオーケストラの気合い一発で聴かせる曲だったんだと再認識した
・シルビアの「On my own」がとんでもなく良かった
・それが英語版だったので「Bring him home」も英語で来ると思ってたら「♪神よ~我が主よ~」と始まって驚いた
・歌い方が「石井さん」と「バルジャン」が微妙に混じり合ってた
・それでも目線が定位置の「マリウスが寝ている場所」を見てた石井さんに乾杯
・ハンドマイクで歌ってたけど、最後は祈りの形にしようとして一生懸命だった
・てゆーか、スタンドマイクの代わりにマイク持ってあげたかった(笑)
・「命をあげよう」は若い子が必死で歌ってこそだと思った
・「世界が終わる夜のように」はバカップルぶりが炸裂しないとアカンと思った
ってなところでしょうか。「Why god Why?」でも微妙に「石井"クリストファー"一孝」って感じだったな。「♪国のために 戦ったが~」の辺りはドアから飛び出したそうな雰囲気(笑)
「世界が終わる~」は、当初英語版の予定だったそうなんですが、元旦に突然石井さんから電話が来て「日本語でやるから」と言われ、2日にFAXが届いて必死で歌詞を覚えたそうです。
シルビアが「ずるい!」を連発してました。そしてしっかりと「♪今宵は胸高まり~」の辺りでかましてしまい、「♪歌~奏でるよサクソフォーン」は石井さんのソロになってました(笑)
しかし。今回びっくりしたこと。
「OPでヘリが飛んで朝日が登るアレを見ただけで感動。むしろアレが感動なんだ」と、先日F嬢と話してたことが事実として目の当たりに。
「命をあげよう」の前にサイゴンの序曲をさらっとやってくれたのですが、もうね、瞬間的にミューザ川崎が帝劇になっちゃいましたよ。もの凄い勢いで、幻覚一歩手前くらいの感じでサイゴン脳内上演。昇る朝日も、八百屋舞台を横断する自転車も、逃げまどう市民の声もはっきりと。
1回目のブレイクで終わったので、「みなさ~ん 今日も一日ご苦労さん」と出てくるエンジニア(小)はそこで立ち消えたのですが、びっくりしたことにその後に続いた「命をあげよう」のイントロで頬につーっと冷たい物が…。「あれ?もしかして私泣いてる?(動揺)」みたいな。
刷り込みって怖い。パブロフですね、もう。てゆーかやっぱりあのOPは秀逸だったんだということで、本日一番の感動はこれだったと言ったらぶっ飛ばされるでしょうか。
「世界が終わる~」の後にはパイプオルガンの間からホーチミン像が出てきそうだったし。ドラゴンダンサーのサカケン付きで(笑)
シルビアの声はとても好きなので、声質的に苦しい「命を~」よりもエレンの曲とか、キャバレーとかが聞きたかったかな。デュエットならRENTの「Without you」とか「Another day」とか。
てゆーか!石井さんのああいった歌い方を生で聞いたのは初めてだったのですが、「I'll cover you」のエンジェルパートを歌ってほしい!エンジェルの曲合いそうだよ~。ビジュアルはともかく。じゃあコリンズは誰がやるんだ?って話ですが。低音響く方だと岡さんとか?……見た目は逆だな(笑)
終演後はそんな与太話で盛り上がらせていただきました。
来月の石井さんライブに行くかどうするか、かなり悩みつつ帰路へ。そしたら川崎駅で酔っぱらったおじいさんにナンパされました…
方向逆だったから良かったものの、あわや電車の中まで着いて来られそうに。お年寄り受けするのか?……ミッツィー?(@マダムヴォルフの館)
復活の石井クリス(違)を見に行って参りました。
が。6:28の東海道線に乗ろうと会社を出たのですが、6:02に横浜で人身事故発生。JRの構内アナウンスに翻弄されて、結局京浜東北線に乗ったのが38分。こりゃダメだ…と思ったのですが、ギリギリセーフ&本番5分押しで結果的には余裕でした。
本編は2部構成。第一部が神奈川フィルの演奏で「コーラスラインメドレー」「メモリー」「MUSIC OF THE NIGHT」「サウンドオブミュージックメドレー」だったかな?指揮者の藤野浩一氏がとても生き生きしていたのと、ゲストドラムの斎藤ノブ氏が印象的。演奏はそれなりにアレでした。
第二部でシルビア&石井さん登場。グリーン基調のスパンドレスのシルビアと、赤シャツ・赤チーフに白スーツな石井さん。石井さんは相変わらずメイクが濃(以下略)。目の上が真っ白で微苦笑。6列目で見るとすごいもんがありました。
曲は「GYPSY」から数曲、「On my own」「Bring him home」「命をあげよう」「Why god why」「世界が終わる夜のように」と、アンコールで石井さんのオリジナル曲をやってくれました。
感想を箇条書きで。
・レミゼの序曲はオーケストラの気合い一発で聴かせる曲だったんだと再認識した
・シルビアの「On my own」がとんでもなく良かった
・それが英語版だったので「Bring him home」も英語で来ると思ってたら「♪神よ~我が主よ~」と始まって驚いた
・歌い方が「石井さん」と「バルジャン」が微妙に混じり合ってた
・それでも目線が定位置の「マリウスが寝ている場所」を見てた石井さんに乾杯
・ハンドマイクで歌ってたけど、最後は祈りの形にしようとして一生懸命だった
・てゆーか、スタンドマイクの代わりにマイク持ってあげたかった(笑)
・「命をあげよう」は若い子が必死で歌ってこそだと思った
・「世界が終わる夜のように」はバカップルぶりが炸裂しないとアカンと思った
ってなところでしょうか。「Why god Why?」でも微妙に「石井"クリストファー"一孝」って感じだったな。「♪国のために 戦ったが~」の辺りはドアから飛び出したそうな雰囲気(笑)
「世界が終わる~」は、当初英語版の予定だったそうなんですが、元旦に突然石井さんから電話が来て「日本語でやるから」と言われ、2日にFAXが届いて必死で歌詞を覚えたそうです。
シルビアが「ずるい!」を連発してました。そしてしっかりと「♪今宵は胸高まり~」の辺りでかましてしまい、「♪歌~奏でるよサクソフォーン」は石井さんのソロになってました(笑)
しかし。今回びっくりしたこと。
「OPでヘリが飛んで朝日が登るアレを見ただけで感動。むしろアレが感動なんだ」と、先日F嬢と話してたことが事実として目の当たりに。
「命をあげよう」の前にサイゴンの序曲をさらっとやってくれたのですが、もうね、瞬間的にミューザ川崎が帝劇になっちゃいましたよ。もの凄い勢いで、幻覚一歩手前くらいの感じでサイゴン脳内上演。昇る朝日も、八百屋舞台を横断する自転車も、逃げまどう市民の声もはっきりと。
1回目のブレイクで終わったので、「みなさ~ん 今日も一日ご苦労さん」と出てくるエンジニア(小)はそこで立ち消えたのですが、びっくりしたことにその後に続いた「命をあげよう」のイントロで頬につーっと冷たい物が…。「あれ?もしかして私泣いてる?(動揺)」みたいな。
刷り込みって怖い。パブロフですね、もう。てゆーかやっぱりあのOPは秀逸だったんだということで、本日一番の感動はこれだったと言ったらぶっ飛ばされるでしょうか。
「世界が終わる~」の後にはパイプオルガンの間からホーチミン像が出てきそうだったし。ドラゴンダンサーのサカケン付きで(笑)
シルビアの声はとても好きなので、声質的に苦しい「命を~」よりもエレンの曲とか、キャバレーとかが聞きたかったかな。デュエットならRENTの「Without you」とか「Another day」とか。
てゆーか!石井さんのああいった歌い方を生で聞いたのは初めてだったのですが、「I'll cover you」のエンジェルパートを歌ってほしい!エンジェルの曲合いそうだよ~。ビジュアルはともかく。じゃあコリンズは誰がやるんだ?って話ですが。低音響く方だと岡さんとか?……見た目は逆だな(笑)
終演後はそんな与太話で盛り上がらせていただきました。
来月の石井さんライブに行くかどうするか、かなり悩みつつ帰路へ。そしたら川崎駅で酔っぱらったおじいさんにナンパされました…
方向逆だったから良かったものの、あわや電車の中まで着いて来られそうに。お年寄り受けするのか?……ミッツィー?(@マダムヴォルフの館)
宝塚歌劇団花組「天の鼓-夢幻とこそなりにけれ-」 ― 2005年01月09日 15:20
@日本青年館大ホール
なんというか、突っ込みどころは満載でしたがとてもツボった作品でした。
印象的だったのは初っぱな捨て子の虹人(春野寿美礼)が拾われるシーンの虹の照明。ベタだなーとは思いつつ、ああいう単純明快な演出は綺麗でいいなぁと思いました。
ストーリー的にはアレです。
虹人と照葉(ふづき美世)はもうちょっと人生とか周囲の事を考えて行動しろよとか、樹(未涼亜希)が二人のしわ寄せまともにくらって可哀想だったとか、平民二人が平気で入ってこれる内裏ってどんなだよ!とか、「あなたのお腹の子供」と突然言われて「あの1回で!?マジで!?」とか、「和物なのにロングブーツ…」と呆然としたりとか、突っ込んでたら切りないくらいのストーリーでしたが、F嬢のお隣に座ってらしたおばさまが幕間に言っていた「時代考証とか矛盾は頭から追い払って見ないと!」という言葉のままに、それはそれでヨシです。(いいのかよ)
個人的にはオサちゃん(春野寿美礼)がとても楽しそうに演じていたのが印象的。歌は流石に聴かせてくれたし文句なしです。幕間にパンフ確認してて「え?虹人こんなに早く死んじゃうの?そんじゃ最後に出てくるここの虹人は幽霊だな。そんで帝に討たれて死ぬらしいから♪オレがわかるか~ 睨み付けていた~ 殺した日の顔 日が落ちると出てくるのだ~♪って出るんだよ、すっぽんで(笑)」「それはトゥイ(@ミスサイゴン)だろ!」という会話をしてたら、帝の後ろから思い切りすっぽんでオサちゃんが出てきて、思わず吹き出しそうになりました…。衣裳はゼウスというかなんというか…重ちゃん?(@SHIROHの吉野さん) いや~、びっくりした。
あと帝役のゆみこちゃん(彩吹真央)が、私の中のイメージとかなり違って黒い役で良かった。高笑いに弱いんですよ、私。いいじゃん悪役ブラボー!そういや帝の登場シーンはモロにエリザベートの「皇帝の義務」のパクリっぽくて笑ってしまった。(臣下が訴える→「帝、お沙汰を」→「許可(却下)」→帝の世の中に平和を~♪みたいな歌)
セットの使い方が割と好きだった。御所の赤い柱が上から降りてくるところとか、虹人&照葉のラブシーンの薄緑の布とか。そうそう、メインセットが電動で左右に割れるようになってて、ステージ上を思い切り這ってるコードに、生徒さんがいつ引っかかるかとちょいとドキドキでした。
伊吹(遠野あすか)がめっちゃかわいくて、「虹人…人妻(予定)よりもこっちにしとけよ」と心の底から思ってしまった。あと桐生園加ちゃんの博雅は美味しい役でしたね。
エンディングのみんなでピースな集合写真に驚きつつ、終了。
和物を生で見るのはこれで2本目ですが、意外に私は和物好きかもしれないです。衣裳もペラペラじゃないし。ただ、和物は所作が身に付いてる人とそうじゃない人の差がくっきり出ちゃうんですよねー…。
次回の雪組青年館も和物みたいなので、ちょっと楽しみ。がんばってチケットを取ろう。
なんというか、突っ込みどころは満載でしたがとてもツボった作品でした。
印象的だったのは初っぱな捨て子の虹人(春野寿美礼)が拾われるシーンの虹の照明。ベタだなーとは思いつつ、ああいう単純明快な演出は綺麗でいいなぁと思いました。
ストーリー的にはアレです。
虹人と照葉(ふづき美世)はもうちょっと人生とか周囲の事を考えて行動しろよとか、樹(未涼亜希)が二人のしわ寄せまともにくらって可哀想だったとか、平民二人が平気で入ってこれる内裏ってどんなだよ!とか、「あなたのお腹の子供」と突然言われて「あの1回で!?マジで!?」とか、「和物なのにロングブーツ…」と呆然としたりとか、突っ込んでたら切りないくらいのストーリーでしたが、F嬢のお隣に座ってらしたおばさまが幕間に言っていた「時代考証とか矛盾は頭から追い払って見ないと!」という言葉のままに、それはそれでヨシです。(いいのかよ)
個人的にはオサちゃん(春野寿美礼)がとても楽しそうに演じていたのが印象的。歌は流石に聴かせてくれたし文句なしです。幕間にパンフ確認してて「え?虹人こんなに早く死んじゃうの?そんじゃ最後に出てくるここの虹人は幽霊だな。そんで帝に討たれて死ぬらしいから♪オレがわかるか~ 睨み付けていた~ 殺した日の顔 日が落ちると出てくるのだ~♪って出るんだよ、すっぽんで(笑)」「それはトゥイ(@ミスサイゴン)だろ!」という会話をしてたら、帝の後ろから思い切りすっぽんでオサちゃんが出てきて、思わず吹き出しそうになりました…。衣裳はゼウスというかなんというか…重ちゃん?(@SHIROHの吉野さん) いや~、びっくりした。
あと帝役のゆみこちゃん(彩吹真央)が、私の中のイメージとかなり違って黒い役で良かった。高笑いに弱いんですよ、私。いいじゃん悪役ブラボー!そういや帝の登場シーンはモロにエリザベートの「皇帝の義務」のパクリっぽくて笑ってしまった。(臣下が訴える→「帝、お沙汰を」→「許可(却下)」→帝の世の中に平和を~♪みたいな歌)
セットの使い方が割と好きだった。御所の赤い柱が上から降りてくるところとか、虹人&照葉のラブシーンの薄緑の布とか。そうそう、メインセットが電動で左右に割れるようになってて、ステージ上を思い切り這ってるコードに、生徒さんがいつ引っかかるかとちょいとドキドキでした。
伊吹(遠野あすか)がめっちゃかわいくて、「虹人…人妻(予定)よりもこっちにしとけよ」と心の底から思ってしまった。あと桐生園加ちゃんの博雅は美味しい役でしたね。
エンディングのみんなでピースな集合写真に驚きつつ、終了。
和物を生で見るのはこれで2本目ですが、意外に私は和物好きかもしれないです。衣裳もペラペラじゃないし。ただ、和物は所作が身に付いてる人とそうじゃない人の差がくっきり出ちゃうんですよねー…。
次回の雪組青年館も和物みたいなので、ちょっと楽しみ。がんばってチケットを取ろう。
宝塚歌劇団雪組「青い鳥を捜して/タカラヅカ・ドリーム・キングダム」 ― 2005年01月10日 15:22
@東京宝塚劇場
・青い鳥を捜して
これはすっごい好きです!超ツボに入りました!
ジェイク役の轟悠さんがあんなにコミカルな感じに演るとは思わなかったし、フィンセント役のコムちゃん(朝海ひかる)もなんだかとっても可愛らしくて、ブレンダのとなみちゃん(白羽ゆり)も綺麗で眼福眼福。
前々から言ってる通り、私はどうやら轟さんの顔がとても好きらしいのですが、今回それを改めて自覚しました。どちらかというと大劇の時の髪型の方がいいなぁと思ったのですが、オールバックも素敵でした~。
F嬢とも言ってたのですが、宝塚初心者の私たちがイメージする「男役」のイメージなんですよ。娘役さんを抱き寄せるちょっとした仕草がとても色っぽくて、ドキドキです。他の男役さんが同じ仕草するよりも「男っぽく」見える。目線や角度のちょっとした違いなんじゃないか…という話を終了後ご飯しながらF嬢と語る。男役って奥が深いんだなぁとしみじみ。
コムちゃんのフィンセントは可愛くて、でもちゃんと一本筋が通ってる役で好印象。登場シーンの外ハネな髪型は真面目に可愛かった。しかし彼女は華奢ですねー!それなのにあれだけ踊って動けるのは凄い。(あ、いわゆるダンサー体型なのか)
となみちゃんのブレンダは、加減を気をつけないと客席どん引き、「何あの女」になってしまう微妙な役だったと思うのですが、ギリギリのラインで「コケティッシュで可愛い女」にしてましたね。パックの上に生クリーム塗りたくって泣きながら「♪ハッピバースデ~」って歌うシーンは良かったな。
最終的にそのブレンダとくっつくデニスのかしちゃん(貴城けい)。F嬢が多分今一番のご贔屓なので、私も生で見るのを楽しみにしてたんですが、ボケキャラだとは思ってなかったのでびっくり。でも一度部屋を出て行ってから再び入ってくるまでの数分で人格変わってませんでした?(笑)「きっと廊下でブレンダの告白聞いて「オレの時代がきたぜ!」って人格切り替わっちゃったのよ」と、終了後にF嬢と話してました。
ストーリーはまあ、ベタでいんじゃないですかね?
でもジーナは実はシスターの本名で、フィンセントの実の母でジェイクの母の身体を持つ人…ってオチだと読んでたのでちょっとびっくり。最後にハートマークにくっつく尾翼がお約束と思いつつけっこう好き(笑)
ジェイクとケイトに関しては、「あなたがたもうちょっと考えて動きなさいよ」と昨日と同じような感想。でも周りも最終的には皆幸せになってるので、それはそれでいいのかなと。
他に気になったのは赤い服着たオカマさんと、ジョルジュの未来優希ちゃんかなぁ。何故か知らないけどつい彼女には目が行く…。なんでだろう??
・タカラヅカ・ドリーム・キングダム
これもツボなショーでした。見てて退屈しなかったし、メリハリあってよかったな。一部と三部が好きかもしれない。
一部はとにかく薔薇バックに総金スパンの衣裳で轟さんが出てきたときに目が点に。一瞬脳内がマツケンサンバですよ。衣裳負けしてないのは流石だと思いました。
その後のROSSO@コムちゃんとの絡みもびっくり。トップさんて「男役!」ってイメージだったので、ああいう中性的な雰囲気を持ってる方がいるのは意外。ビシバシ踊って薔薇収集家を追いつめるところなんかはかっこよかったな~。
二部は轟さんの殺陣!後ろでハンドマイクで歌ってた方は愛耀子さんかな?歌い方が男らしくて素敵でした(笑)轟さんの殺陣は意外に手が早かったのと扱い慣れてる感じがしてびっくり。理事さんだから退団ないかもしれませんが、新感線に外部出演しません?みたいな(笑)
三部は出だしの「幸福の王子@かしちゃん」にびっくり~。あの非現実的なバリバリ王子様の衣裳を着こなすってすごい。綺麗だった~。ふととなりを見るとF嬢がくらいつくようにオペラグラスを覗いてました。(人のこた言えませんが)
まーちゃん(舞風りら)の「花嫁人形」が綺麗だったな。轟さんの王様っぷりといい、コムちゃんの翻弄されっぷりといい、ここのパートが一番ツボだったかも。
前回見たときにも思ったのですが、あの大きな羽を背負って銀橋ですれ違うスターさんて凄いなぁと思いました。コムちゃんが華奢なだけに大変なのか、すれ違いざまに轟さんがさりげなく背中(腕だったかな?)を押さえてフォローしていたのが微笑ましかったです。先輩後輩っていいね、みたいな。
あ、あとショーのどこか(二部?)で幕を落とす時に、下手側がひっかかって落ちず、舞台スタッフが2人くらい出てきて手動で引っ張ってました。なんか、袖の舞台監督のため息が聞こえてくるようでした(笑)がんばれ~。
・青い鳥を捜して
これはすっごい好きです!超ツボに入りました!
ジェイク役の轟悠さんがあんなにコミカルな感じに演るとは思わなかったし、フィンセント役のコムちゃん(朝海ひかる)もなんだかとっても可愛らしくて、ブレンダのとなみちゃん(白羽ゆり)も綺麗で眼福眼福。
前々から言ってる通り、私はどうやら轟さんの顔がとても好きらしいのですが、今回それを改めて自覚しました。どちらかというと大劇の時の髪型の方がいいなぁと思ったのですが、オールバックも素敵でした~。
F嬢とも言ってたのですが、宝塚初心者の私たちがイメージする「男役」のイメージなんですよ。娘役さんを抱き寄せるちょっとした仕草がとても色っぽくて、ドキドキです。他の男役さんが同じ仕草するよりも「男っぽく」見える。目線や角度のちょっとした違いなんじゃないか…という話を終了後ご飯しながらF嬢と語る。男役って奥が深いんだなぁとしみじみ。
コムちゃんのフィンセントは可愛くて、でもちゃんと一本筋が通ってる役で好印象。登場シーンの外ハネな髪型は真面目に可愛かった。しかし彼女は華奢ですねー!それなのにあれだけ踊って動けるのは凄い。(あ、いわゆるダンサー体型なのか)
となみちゃんのブレンダは、加減を気をつけないと客席どん引き、「何あの女」になってしまう微妙な役だったと思うのですが、ギリギリのラインで「コケティッシュで可愛い女」にしてましたね。パックの上に生クリーム塗りたくって泣きながら「♪ハッピバースデ~」って歌うシーンは良かったな。
最終的にそのブレンダとくっつくデニスのかしちゃん(貴城けい)。F嬢が多分今一番のご贔屓なので、私も生で見るのを楽しみにしてたんですが、ボケキャラだとは思ってなかったのでびっくり。でも一度部屋を出て行ってから再び入ってくるまでの数分で人格変わってませんでした?(笑)「きっと廊下でブレンダの告白聞いて「オレの時代がきたぜ!」って人格切り替わっちゃったのよ」と、終了後にF嬢と話してました。
ストーリーはまあ、ベタでいんじゃないですかね?
でもジーナは実はシスターの本名で、フィンセントの実の母でジェイクの母の身体を持つ人…ってオチだと読んでたのでちょっとびっくり。最後にハートマークにくっつく尾翼がお約束と思いつつけっこう好き(笑)
ジェイクとケイトに関しては、「あなたがたもうちょっと考えて動きなさいよ」と昨日と同じような感想。でも周りも最終的には皆幸せになってるので、それはそれでいいのかなと。
他に気になったのは赤い服着たオカマさんと、ジョルジュの未来優希ちゃんかなぁ。何故か知らないけどつい彼女には目が行く…。なんでだろう??
・タカラヅカ・ドリーム・キングダム
これもツボなショーでした。見てて退屈しなかったし、メリハリあってよかったな。一部と三部が好きかもしれない。
一部はとにかく薔薇バックに総金スパンの衣裳で轟さんが出てきたときに目が点に。一瞬脳内がマツケンサンバですよ。衣裳負けしてないのは流石だと思いました。
その後のROSSO@コムちゃんとの絡みもびっくり。トップさんて「男役!」ってイメージだったので、ああいう中性的な雰囲気を持ってる方がいるのは意外。ビシバシ踊って薔薇収集家を追いつめるところなんかはかっこよかったな~。
二部は轟さんの殺陣!後ろでハンドマイクで歌ってた方は愛耀子さんかな?歌い方が男らしくて素敵でした(笑)轟さんの殺陣は意外に手が早かったのと扱い慣れてる感じがしてびっくり。理事さんだから退団ないかもしれませんが、新感線に外部出演しません?みたいな(笑)
三部は出だしの「幸福の王子@かしちゃん」にびっくり~。あの非現実的なバリバリ王子様の衣裳を着こなすってすごい。綺麗だった~。ふととなりを見るとF嬢がくらいつくようにオペラグラスを覗いてました。(人のこた言えませんが)
まーちゃん(舞風りら)の「花嫁人形」が綺麗だったな。轟さんの王様っぷりといい、コムちゃんの翻弄されっぷりといい、ここのパートが一番ツボだったかも。
前回見たときにも思ったのですが、あの大きな羽を背負って銀橋ですれ違うスターさんて凄いなぁと思いました。コムちゃんが華奢なだけに大変なのか、すれ違いざまに轟さんがさりげなく背中(腕だったかな?)を押さえてフォローしていたのが微笑ましかったです。先輩後輩っていいね、みたいな。
あ、あとショーのどこか(二部?)で幕を落とす時に、下手側がひっかかって落ちず、舞台スタッフが2人くらい出てきて手動で引っ張ってました。なんか、袖の舞台監督のため息が聞こえてくるようでした(笑)がんばれ~。
寿 初春大歌舞伎(夜の部) ― 2005年01月15日 15:33
@歌舞伎座
詳細は後ほどなのですが、とりあえず一言だけ。
染のヅラが飛びました
そりゃもう絵に描いたように。「すぽ~ん」と擬音がしそうなほどに(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・鳴神
いやはや、なんというか「男ってバカだな~」というお話。
絶間姫の時蔵さんの語り口と、徐々に身を乗り出してくる三津五郎さんの様子のおかしさが印象的。
最後の荒事も格好良かったんですが、どんだけ怒ったとしても「所詮は自業自得でしょ?」感をぬぐい去れないこの微妙な間抜け感。
いや、でも単純に見てて楽しめて良かったです。
・土蜘
ご飯食べたら少々眠くなってですね。踊りの辺りは少々うとうとと…。福助さんお綺麗でしたが。今月は演舞場との掛け持ちお疲れ様です。
土蜘の祠で中を隠してる布が剥がれてしまい、どうにもならずに結局後見さんが押さえながらセンターまで移動してました。中丸見えの惨事にはならず、何より。
立ち回りは視覚的に楽しかった。蜘の糸をぶわ~って出すところと、後見さんがそれを超高速で撤収するところとか。(そこですか)
すんごい高い崖の上からトンボ切ってた所化さんに拍手。最後の六法もちらっとしか見えなかったけど「歌舞伎見たー!」って気持ちになりました。
・新皿屋舗月雨暈
宗五郎の酔っぱらいぶり、おはまと三吉のオロオロっぷりがグーでした。特に三吉はヅラが飛ぶほどにオロオロと…(違)
最後は大団円で終わるわけですが、おはまと宗五郎の地に足のついた夫婦の姿が印象的な話でした。
詳細は後ほどなのですが、とりあえず一言だけ。
染のヅラが飛びました
そりゃもう絵に描いたように。「すぽ~ん」と擬音がしそうなほどに(笑)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・鳴神
いやはや、なんというか「男ってバカだな~」というお話。
絶間姫の時蔵さんの語り口と、徐々に身を乗り出してくる三津五郎さんの様子のおかしさが印象的。
最後の荒事も格好良かったんですが、どんだけ怒ったとしても「所詮は自業自得でしょ?」感をぬぐい去れないこの微妙な間抜け感。
いや、でも単純に見てて楽しめて良かったです。
・土蜘
ご飯食べたら少々眠くなってですね。踊りの辺りは少々うとうとと…。福助さんお綺麗でしたが。今月は演舞場との掛け持ちお疲れ様です。
土蜘の祠で中を隠してる布が剥がれてしまい、どうにもならずに結局後見さんが押さえながらセンターまで移動してました。中丸見えの惨事にはならず、何より。
立ち回りは視覚的に楽しかった。蜘の糸をぶわ~って出すところと、後見さんがそれを超高速で撤収するところとか。(そこですか)
すんごい高い崖の上からトンボ切ってた所化さんに拍手。最後の六法もちらっとしか見えなかったけど「歌舞伎見たー!」って気持ちになりました。
・新皿屋舗月雨暈
宗五郎の酔っぱらいぶり、おはまと三吉のオロオロっぷりがグーでした。特に三吉はヅラが飛ぶほどにオロオロと…(違)
最後は大団円で終わるわけですが、おはまと宗五郎の地に足のついた夫婦の姿が印象的な話でした。
SHINKANSEN-RX「SHIROH」(大千秋楽) ― 2005年01月18日 14:06
↑川ちゃんが投げてくれた「SHIROH煎餅」
@梅田コマ劇場
家族には「今日は飲み会で遅くなるから~」と、普通に出社時間に家を出て行ってきましたよ、梅コマ!
とりあえず疲れ果ててるので思ったこと箇条書き。思い出した点と詳しいレポは後日ゆっくり。
・寿庵@由美子ちゃんが「♪この国の西の果てには~」の所を潰して歌わなくなった。
・OPのお福@杏子さんがあまりにカリスマで、歌で人を動かしてたので「……四郎が嫌だっつってるならお福がリーダーでも問題なかったんじゃ」と本気で思った。
・毎回思うが、タイトルバックで人波に飲み込まれてく四郎は、まるで人々に魂を食い尽くされてるみたいだ。(阿修羅城で鬼に人が喰われるシーンを思い出すんだよね)
・カナコさんの歌声がコーラスの一部としてバッチリ機能していた。素敵だった。
・甚兵衛さんのアドリブ「私は天の御子ではない!でもミュージカルは大好きだ~!」。
・アドリブもういっちょ「私の名は益田甚兵衛。次の出番は52分後じゃ!」
・じゅんさんの有明海わかめネタは客席巻き込んで定着したんですね(笑)
・「♪しげちゃんとかっちゃんは~~~~~~~~」は今日も特大ロングトーンで、右近さんはやっぱり最高音を外していた(笑)
・江守さんの歌が上手くなってて驚愕した。
・でもやっぱり2曲目のスローテンポな曲はリズムが取れてなかった…
・全体通して千秋楽が一番淋しそうなのは江守御大だった(笑)
・寿庵の館で「四郎LOVE」の絵が見えるところ、慌てて隠したはいいけど上部がまたはがれてしまって、寿庵が超速攻で直していた。すげえ。
・甚兵衛さんの日ネタ「後はお笑いの方々に任せて、わしらはどこをカットするか、再演の打ち合わせに行ってきます」「出られると思うなよ!」
・まるちりは間違いなく全公演通して一番気合いが入ってたと思う。
・「さんちゃご」。自分のパート歌い終わった後にそっと後ろに下ってダッシュで捌けてマント着る由美子ちゃんに拍手。
・重ちゃんは大阪ではずっと伊豆の御大のアドリブを無視してたらしい。江守さん淋しそうだった。そしてじゅんさんに「アリナミン飲んでも殿様のアドリブを受けられないような小心者」とか突っ込まれてた(笑)
・寿庵とお蜜がやりあうところ、いつから四郎は靴を直すようになったのだろう?
・マツ日ネタ「シロー!甚兵衛さんがこれからミュージカル俳優でやってくってー!止めたほうがいいよね?」。シロー答えられず口をパクパクさせつつの沈黙後、小さく吹きだす(笑)
・「光を我らに」で一気のみする寿庵のアクションがかなり激しくなってた(笑)ガッツポーズ男らしいです。
・四郎の告白は涙溜めて目を真っ赤にしての熱演だった。泣けた。
・川原さんパートは「祭」の節で謝った後に「最後の土下座だ」でした。知恵伊豆あっさり「腹切りなさい」。
・なるしーの退場際「君たち身体のバランス悪いねー。僕も何だよね。…殿様も。今度トリオ組みましょう」。
・そして足を負傷した模様。(どこでかは不明)
・シローを助けにお蜜が飛び込んできた瞬間の寿庵の表情がなんともいえなかった。後悔なのか、戸惑いなのか。その後シーンが進むにつれて後悔と決意、かな。
・「ラストジャッジメント!」。帝劇初日は興奮と怒り。帝劇楽日は哀しみ。今日は怒りと憎しみ…に見えた気がする。
・死に向かうキリシタンたちの表情が穏やかすぎて怖かった。そんなのはやっぱりなにか違う。大きく何かが間違ってる。
・でもお福の「次ははらいそで会いましょう」は激しく泣けた。
・ラストシーンも涙ボロボロ流して上川熱演。でも涙と鼻水と汗がボトボト顔にかかってた由美子ちゃんは大変だと思った。
・四郎の奇跡の後の寿庵の表情に今日もくぎ付けになってしまい、うっかり昇天してゆく人々を見そこねてしまった…
・初めてその後階段前辺りで速攻衣裳を羽織る由美子ちゃんが見えた。
・あのタイミングで最後のセリフをちゃんとした声で言うのは大変だと思った。
で、本編終了して両SHIROHが出てくると同時に場内ほぼ総立ち。びっくりしました。普通は2度目のカーテンコールとかだもんね。でも気持ちはわかります。(私も立ったし)
その後「光を我らに」を演奏して、3回目のカーテンコールで新感線名物煎餅投げ。今回は真後ろに川原さんが来たので、手を伸ばしてみたら笑顔の川ちゃんが手の上にぽんと投げてくれました。ラッキー!これでトリコロール完全制覇(笑)
で、4回目のカーテンコール。
・板倉重昌 A GO GO!
・神の王国をつくれ
・まるちり
と3曲連続でやってくれました!
「千秋楽はいんへるの軍団におまかせだ!」といいつつ、やっぱり撃たれて運ばれる重ちゃん(笑)マジで餅(偽餅)ついて独楽回す津屋崎&三宅。
「まるちり」では杏子さんとあっきーが客席に降りてきて煽る煽る!特に杏子さんの煽り方は手慣れてて熱くてかっこよかった~。真横真後ろまで来て、昔バービーが好きだった身としては感涙。舞台では上川さんがギターを!
その後数回のカーテンコールの後に上川さんが「これ以上何をやれってんだ!いい加減帰りなさい!」と一括して終了。
いや~、カテコだけでもチケット代分くらいありそうな濃さでした。
最後に思ったこと。四郎とシローはみんなを「はらいそ」まで導くことで果たすべきことは終えたんじゃないかなということ。何十年か後に寿庵をはらいそへ導いた後、敢えてそのまま、今もどこかで見守り続けてるんじゃないかな…。残った寿庵を見つめ続けたように、二人は37000の命への贖罪も含め、はらいそへ行かず、いんへるのにも行かず、この地上でずっと。
今日のラストシーンを見てたらあの二人ははらいそへ行くことをなんとなく望んでないような気がした。
@梅田コマ劇場
家族には「今日は飲み会で遅くなるから~」と、普通に出社時間に家を出て行ってきましたよ、梅コマ!
とりあえず疲れ果ててるので思ったこと箇条書き。思い出した点と詳しいレポは後日ゆっくり。
・寿庵@由美子ちゃんが「♪この国の西の果てには~」の所を潰して歌わなくなった。
・OPのお福@杏子さんがあまりにカリスマで、歌で人を動かしてたので「……四郎が嫌だっつってるならお福がリーダーでも問題なかったんじゃ」と本気で思った。
・毎回思うが、タイトルバックで人波に飲み込まれてく四郎は、まるで人々に魂を食い尽くされてるみたいだ。(阿修羅城で鬼に人が喰われるシーンを思い出すんだよね)
・カナコさんの歌声がコーラスの一部としてバッチリ機能していた。素敵だった。
・甚兵衛さんのアドリブ「私は天の御子ではない!でもミュージカルは大好きだ~!」。
・アドリブもういっちょ「私の名は益田甚兵衛。次の出番は52分後じゃ!」
・じゅんさんの有明海わかめネタは客席巻き込んで定着したんですね(笑)
・「♪しげちゃんとかっちゃんは~~~~~~~~」は今日も特大ロングトーンで、右近さんはやっぱり最高音を外していた(笑)
・江守さんの歌が上手くなってて驚愕した。
・でもやっぱり2曲目のスローテンポな曲はリズムが取れてなかった…
・全体通して千秋楽が一番淋しそうなのは江守御大だった(笑)
・寿庵の館で「四郎LOVE」の絵が見えるところ、慌てて隠したはいいけど上部がまたはがれてしまって、寿庵が超速攻で直していた。すげえ。
・甚兵衛さんの日ネタ「後はお笑いの方々に任せて、わしらはどこをカットするか、再演の打ち合わせに行ってきます」「出られると思うなよ!」
・まるちりは間違いなく全公演通して一番気合いが入ってたと思う。
・「さんちゃご」。自分のパート歌い終わった後にそっと後ろに下ってダッシュで捌けてマント着る由美子ちゃんに拍手。
・重ちゃんは大阪ではずっと伊豆の御大のアドリブを無視してたらしい。江守さん淋しそうだった。そしてじゅんさんに「アリナミン飲んでも殿様のアドリブを受けられないような小心者」とか突っ込まれてた(笑)
・寿庵とお蜜がやりあうところ、いつから四郎は靴を直すようになったのだろう?
・マツ日ネタ「シロー!甚兵衛さんがこれからミュージカル俳優でやってくってー!止めたほうがいいよね?」。シロー答えられず口をパクパクさせつつの沈黙後、小さく吹きだす(笑)
・「光を我らに」で一気のみする寿庵のアクションがかなり激しくなってた(笑)ガッツポーズ男らしいです。
・四郎の告白は涙溜めて目を真っ赤にしての熱演だった。泣けた。
・川原さんパートは「祭」の節で謝った後に「最後の土下座だ」でした。知恵伊豆あっさり「腹切りなさい」。
・なるしーの退場際「君たち身体のバランス悪いねー。僕も何だよね。…殿様も。今度トリオ組みましょう」。
・そして足を負傷した模様。(どこでかは不明)
・シローを助けにお蜜が飛び込んできた瞬間の寿庵の表情がなんともいえなかった。後悔なのか、戸惑いなのか。その後シーンが進むにつれて後悔と決意、かな。
・「ラストジャッジメント!」。帝劇初日は興奮と怒り。帝劇楽日は哀しみ。今日は怒りと憎しみ…に見えた気がする。
・死に向かうキリシタンたちの表情が穏やかすぎて怖かった。そんなのはやっぱりなにか違う。大きく何かが間違ってる。
・でもお福の「次ははらいそで会いましょう」は激しく泣けた。
・ラストシーンも涙ボロボロ流して上川熱演。でも涙と鼻水と汗がボトボト顔にかかってた由美子ちゃんは大変だと思った。
・四郎の奇跡の後の寿庵の表情に今日もくぎ付けになってしまい、うっかり昇天してゆく人々を見そこねてしまった…
・初めてその後階段前辺りで速攻衣裳を羽織る由美子ちゃんが見えた。
・あのタイミングで最後のセリフをちゃんとした声で言うのは大変だと思った。
で、本編終了して両SHIROHが出てくると同時に場内ほぼ総立ち。びっくりしました。普通は2度目のカーテンコールとかだもんね。でも気持ちはわかります。(私も立ったし)
その後「光を我らに」を演奏して、3回目のカーテンコールで新感線名物煎餅投げ。今回は真後ろに川原さんが来たので、手を伸ばしてみたら笑顔の川ちゃんが手の上にぽんと投げてくれました。ラッキー!これでトリコロール完全制覇(笑)
で、4回目のカーテンコール。
・板倉重昌 A GO GO!
・神の王国をつくれ
・まるちり
と3曲連続でやってくれました!
「千秋楽はいんへるの軍団におまかせだ!」といいつつ、やっぱり撃たれて運ばれる重ちゃん(笑)マジで餅(偽餅)ついて独楽回す津屋崎&三宅。
「まるちり」では杏子さんとあっきーが客席に降りてきて煽る煽る!特に杏子さんの煽り方は手慣れてて熱くてかっこよかった~。真横真後ろまで来て、昔バービーが好きだった身としては感涙。舞台では上川さんがギターを!
その後数回のカーテンコールの後に上川さんが「これ以上何をやれってんだ!いい加減帰りなさい!」と一括して終了。
いや~、カテコだけでもチケット代分くらいありそうな濃さでした。
最後に思ったこと。四郎とシローはみんなを「はらいそ」まで導くことで果たすべきことは終えたんじゃないかなということ。何十年か後に寿庵をはらいそへ導いた後、敢えてそのまま、今もどこかで見守り続けてるんじゃないかな…。残った寿庵を見つめ続けたように、二人は37000の命への贖罪も含め、はらいそへ行かず、いんへるのにも行かず、この地上でずっと。
今日のラストシーンを見てたらあの二人ははらいそへ行くことをなんとなく望んでないような気がした。
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