レ・ミゼラブル in コンサート(ソワレ) ― 2004年12月05日 13:49
@市原市文化会館
CAST:
ジャン・バルジャン 石井一孝
ジャベール 今拓哉
エポニーヌ ANZA
ファンテーヌ 井料瑠美
コゼット 河野由佳
マリウス 戸井勝海
テナルディエ 三遊亭亜郎
テナルディエの妻 瀬戸内美八
アンジョルラス 坂元健児
イベント付+パンフレット+軽食付きでチケ代+1000円のバスツアー慣行!…ということで、遠足気分で行って参りました。
強風で電車にかなりの遅れが出たらしいので、結果的にはバスにして正解だったなと。いや、バスじゃなかったら行きませんが。
45人乗りバス2台で、移動中は幕張でやったレミコン記者会見のノーカット映像を鑑賞。あのビデオ欲しいなぁ。今井さんがお茶目さんで可愛かった。
「People's Song」が始まった段階でかなり会場付近まで来て「途中で切ったら殺すぞ」的な空気が車内を包む中、駐車場に入ったところでぴったり曲が終わり、心なしかほっとした表情の近ツリのお兄さんの挨拶と共にバスを降りて場内へ。
以前仕事で来たことがあったので、懐かしさと暗い記憶が胸をよぎります…。
さて本編。
石井バルジャンが熱い!噂には聞いてたけどほんっとに熱い!そんで若い(笑)
歌に熱が入ってくるとどうしても声が若くなってしまうのは仕方ないんだろうなと思いつつ、とても情が深い…というよりも情が濃いといった感じのバルジャンでした。
「Bring him home」は「神に必死で訴えかけている」といった雰囲気かな。自分と神が同一化するような、そんなムードはまだ出ていない気がする。昨日の今井さんのが神様に近い所に居た。
でもそれは年齢の問題だと思うので、時が解決するんだろうな。40代半ば位になった石井バルジャンが楽しみ。すげえなぁ、石井さんやろうと思えば後20年位バルジャンやれるぞ(笑)
そういや今日はマリウスよりバルジャンのが年下なのでは……。
今ジャベ。自殺シーンの「うひゃひゃ」が抑え気味だったので、今日の方が好き(笑)目を引く人だなーと思いました。石井バルジャンとは見た目のバランスがとてもいい感じ。
ANZAエポ。可愛い!可愛いぞ~!1幕はかなり声が辛そうだったんですが、関係ない!可愛い~!(しつこい)「♪大丈夫 ムッシュマリウス」って所の笑顔が可愛くて可愛くて、泣けた泣けた。エレンよりエポのが全然いいと思った。大好きになったかもしれない。本公演もANZAの日を狙いたい感じ。
河野コゼット。こちらも可愛い。そして可憐だった~。「♪君を困らせた~」のところで「そんなことないのよ」って感じで頭を振るしぐさがツボ。ラストは涙をぽろぽろこぼしての熱演でした。声の調子は悪そうだったけど、コゼットの気持ちは伝わってきた。
戸井マリ。「♪誰が導くか 誰がこの国を」の辺りでは、「いつ切れて「のーろーうーぞー」ってなるんだろう」とドキドキしましたが(失礼)、そんなことはすぐに払拭されました。
なんていうんだろう。昨日の岡田マリが「天然系」だとすると、戸井マリは「背中に「朴念仁」と書いた柱が入ってる」感じ?なんじゃそりゃ。
真面目一筋に生きてきて、恋がなんだか初めて知りましたって感じで良かった。コゼットに手を差し出す時にごしごしズボンで拭いてたり(笑)
そんで泣き虫のマリウスでしたね。「恵みの雨」「Cafe song」と決め所は全部泣いてる。あー、でも恵みの雨は良かったな~。今日のマリコゼエポは今のところベストだ。返す返すも本公演で見られないのが惜しい。
サカケンアンジョ。私、だんだんサカケンがかわゆく見えてきてしまいました…。なんか小動物系で見てて癒されるんですよ。きっと学生たちも同じ気持ちで見守ってるんだと思う。(違)
不思議だ…。なんで今更サカケン……。
非情にいいステージで感動いたしました。あ、でも一つだけ。「バルジャンの独白」で子供泣かせたあげくになかなか連れ出さなかったバカな親だけはぶん殴ってもいいですよね?耐えられない年齢の子供連れてくるのは、子供にとっても可哀想だ。
素晴らしい舞台だっただけに頭にきたなー。
で、トークショー。
駒テナが司会で出てきて各人からの一言コメント。ぐだぐだになって「助けて…」と泣きそうになりながら駒ちゃんを見つめる河野コゼにときめいてみたり、「今回はしまだかほしゃんが出るんです~!…チケット買って見に行きます!」と拳を握るANZAが激可愛かったり。
今さんは「本番中ずっとしかめっ面なので、笑えるのが嬉しいです」とにこにこ顔。石井さんはまだ半分くらいバルジャンな感じ。自ら年齢に突っ込みを入れる戸井さんとか、楽しい挨拶だったなぁ。
そうそう、サカケンが「けんちゃんはさー、去年の記者会見で「本番までに背を伸ばす」って言ってたけどそれはどうなったの?」と突っ込まれ、「嘘つきました!すいません。ほんっとすいません!」と、何度も頭下げててその姿にまた癒されてしまった。
質問コーナーのラストで「アンジョの逆さ吊りはきつくないのか」ってナイスな質問をした人がいて、新旧現役のアンジョ4人がステージに勢揃い!迫力あるわー。岡さんいないのが残念だわー。で、
今さん「きついんですよ。足首だけで身体支えてますからね。本番前は基本的に食事取らないんですけど、たまたまカレーを食べてしまった日があって…いつもより身体は重いと思ってたんですけど、鉄砲に撃たれて逆さ吊りになっている時にはすごい後悔をしました(笑)以来本番前にカレーは絶対に食べないと心に誓いました」
サカケン「ほんっとにきついんです。ステージの半分くらいまで回るとこの辺(太もも~腹くらい)がピクピクして、残り45度まで来るとこの辺(頬の辺り)がピクピクして、もうちょっとでお客さんから見えなくなるってところでコンタクトが落ちます。だから本番日はコンタクトを2組用意するんです」とのこと。そこで今さんが
今「センター付近を越えた時に厳しくなる原因がわかったんです。何かなーと思ったら、アンジョルラスが逆さ吊りになっているところで、ジャベールが死体検分をしに来るんですよ。あれを駆け上がってるのが衝撃だったんで、今僕は凄く元気に上ってます(笑)」
坂元「弱いものイジメ!」
今「でも、今後も元気に上るから!(笑顔)」
駒田「そういうのを「後輩イジメ」って言うんだよ!」
それを聞いてちょっと…かなり怖々な新アンジョ二人(笑)
小鈴「僕もコンタクトなんですよ…目は閉じてもいいですかね?」(サカケンは目を開けたままだから)
坂元「極力閉じた方が…。僕は初日に目を開けちゃったんでそのまま…」
駒田「最初が肝心なんだね」
坂元「そう、初日が肝心です」
岸「僕は身体が極端に硬くて、上半身が浮いちゃうんじゃないかとか、顔が見えないんじゃないかとか心配なんです」
駒田「初日まで時間があるから毎日酢を飲んで柔軟やりなさい」
といった感じで、この部分が一番楽しかった。
そしてそのままキャストが客席通路を通ってハイタッチしながらロビーへ。握手会突入。
前の方に並んだ人が結構立ち止まって話してたようで、列の進みは止まりがちでしたね。
でもアンサンブルさんとも握手とは思わなかったのでびっくり。みなさんしっかりと目を見つめてぎゅっと握手してくれました。
両シュルツ大尉の時にうっかり「シュルツ大尉も素敵でした。アンジョルラスも見ます」と口走ってしまい、後でちょっと後悔。まだアンジョよりシュルツ大尉のが口に馴染んでるから先に出るんだな…。
後は大人ガブの局田さんの手がちっちゃくてふにふにで可愛かったなぁ。ジジ二人のところで「うわー!ジジだー!」と思って内心大感動だったのはナイショですよ。
河野コゼの手が真っ白で柔らかかったり。今&石井さんのデカさにびっくりだったり。特に今さんはヒール履いてるからでかいでかい。
石井さんは足長かったなー。腰の位置の高さに驚いてる間に握手は終わってしまった…。
帰りのバスはなんかこう、フワフワしてしまいまして。頭の中でトゥイがマリウスになってたり、アンジョがクリスだったり混乱しつつ、東京駅でラーメンを食して帰途についたのでした。
楽しかったー!
CAST:
ジャン・バルジャン 石井一孝
ジャベール 今拓哉
エポニーヌ ANZA
ファンテーヌ 井料瑠美
コゼット 河野由佳
マリウス 戸井勝海
テナルディエ 三遊亭亜郎
テナルディエの妻 瀬戸内美八
アンジョルラス 坂元健児
イベント付+パンフレット+軽食付きでチケ代+1000円のバスツアー慣行!…ということで、遠足気分で行って参りました。
強風で電車にかなりの遅れが出たらしいので、結果的にはバスにして正解だったなと。いや、バスじゃなかったら行きませんが。
45人乗りバス2台で、移動中は幕張でやったレミコン記者会見のノーカット映像を鑑賞。あのビデオ欲しいなぁ。今井さんがお茶目さんで可愛かった。
「People's Song」が始まった段階でかなり会場付近まで来て「途中で切ったら殺すぞ」的な空気が車内を包む中、駐車場に入ったところでぴったり曲が終わり、心なしかほっとした表情の近ツリのお兄さんの挨拶と共にバスを降りて場内へ。
以前仕事で来たことがあったので、懐かしさと暗い記憶が胸をよぎります…。
さて本編。
石井バルジャンが熱い!噂には聞いてたけどほんっとに熱い!そんで若い(笑)
歌に熱が入ってくるとどうしても声が若くなってしまうのは仕方ないんだろうなと思いつつ、とても情が深い…というよりも情が濃いといった感じのバルジャンでした。
「Bring him home」は「神に必死で訴えかけている」といった雰囲気かな。自分と神が同一化するような、そんなムードはまだ出ていない気がする。昨日の今井さんのが神様に近い所に居た。
でもそれは年齢の問題だと思うので、時が解決するんだろうな。40代半ば位になった石井バルジャンが楽しみ。すげえなぁ、石井さんやろうと思えば後20年位バルジャンやれるぞ(笑)
そういや今日はマリウスよりバルジャンのが年下なのでは……。
今ジャベ。自殺シーンの「うひゃひゃ」が抑え気味だったので、今日の方が好き(笑)目を引く人だなーと思いました。石井バルジャンとは見た目のバランスがとてもいい感じ。
ANZAエポ。可愛い!可愛いぞ~!1幕はかなり声が辛そうだったんですが、関係ない!可愛い~!(しつこい)「♪大丈夫 ムッシュマリウス」って所の笑顔が可愛くて可愛くて、泣けた泣けた。エレンよりエポのが全然いいと思った。大好きになったかもしれない。本公演もANZAの日を狙いたい感じ。
河野コゼット。こちらも可愛い。そして可憐だった~。「♪君を困らせた~」のところで「そんなことないのよ」って感じで頭を振るしぐさがツボ。ラストは涙をぽろぽろこぼしての熱演でした。声の調子は悪そうだったけど、コゼットの気持ちは伝わってきた。
戸井マリ。「♪誰が導くか 誰がこの国を」の辺りでは、「いつ切れて「のーろーうーぞー」ってなるんだろう」とドキドキしましたが(失礼)、そんなことはすぐに払拭されました。
なんていうんだろう。昨日の岡田マリが「天然系」だとすると、戸井マリは「背中に「朴念仁」と書いた柱が入ってる」感じ?なんじゃそりゃ。
真面目一筋に生きてきて、恋がなんだか初めて知りましたって感じで良かった。コゼットに手を差し出す時にごしごしズボンで拭いてたり(笑)
そんで泣き虫のマリウスでしたね。「恵みの雨」「Cafe song」と決め所は全部泣いてる。あー、でも恵みの雨は良かったな~。今日のマリコゼエポは今のところベストだ。返す返すも本公演で見られないのが惜しい。
サカケンアンジョ。私、だんだんサカケンがかわゆく見えてきてしまいました…。なんか小動物系で見てて癒されるんですよ。きっと学生たちも同じ気持ちで見守ってるんだと思う。(違)
不思議だ…。なんで今更サカケン……。
非情にいいステージで感動いたしました。あ、でも一つだけ。「バルジャンの独白」で子供泣かせたあげくになかなか連れ出さなかったバカな親だけはぶん殴ってもいいですよね?耐えられない年齢の子供連れてくるのは、子供にとっても可哀想だ。
素晴らしい舞台だっただけに頭にきたなー。
で、トークショー。
駒テナが司会で出てきて各人からの一言コメント。ぐだぐだになって「助けて…」と泣きそうになりながら駒ちゃんを見つめる河野コゼにときめいてみたり、「今回はしまだかほしゃんが出るんです~!…チケット買って見に行きます!」と拳を握るANZAが激可愛かったり。
今さんは「本番中ずっとしかめっ面なので、笑えるのが嬉しいです」とにこにこ顔。石井さんはまだ半分くらいバルジャンな感じ。自ら年齢に突っ込みを入れる戸井さんとか、楽しい挨拶だったなぁ。
そうそう、サカケンが「けんちゃんはさー、去年の記者会見で「本番までに背を伸ばす」って言ってたけどそれはどうなったの?」と突っ込まれ、「嘘つきました!すいません。ほんっとすいません!」と、何度も頭下げててその姿にまた癒されてしまった。
質問コーナーのラストで「アンジョの逆さ吊りはきつくないのか」ってナイスな質問をした人がいて、新旧現役のアンジョ4人がステージに勢揃い!迫力あるわー。岡さんいないのが残念だわー。で、
今さん「きついんですよ。足首だけで身体支えてますからね。本番前は基本的に食事取らないんですけど、たまたまカレーを食べてしまった日があって…いつもより身体は重いと思ってたんですけど、鉄砲に撃たれて逆さ吊りになっている時にはすごい後悔をしました(笑)以来本番前にカレーは絶対に食べないと心に誓いました」
サカケン「ほんっとにきついんです。ステージの半分くらいまで回るとこの辺(太もも~腹くらい)がピクピクして、残り45度まで来るとこの辺(頬の辺り)がピクピクして、もうちょっとでお客さんから見えなくなるってところでコンタクトが落ちます。だから本番日はコンタクトを2組用意するんです」とのこと。そこで今さんが
今「センター付近を越えた時に厳しくなる原因がわかったんです。何かなーと思ったら、アンジョルラスが逆さ吊りになっているところで、ジャベールが死体検分をしに来るんですよ。あれを駆け上がってるのが衝撃だったんで、今僕は凄く元気に上ってます(笑)」
坂元「弱いものイジメ!」
今「でも、今後も元気に上るから!(笑顔)」
駒田「そういうのを「後輩イジメ」って言うんだよ!」
それを聞いてちょっと…かなり怖々な新アンジョ二人(笑)
小鈴「僕もコンタクトなんですよ…目は閉じてもいいですかね?」(サカケンは目を開けたままだから)
坂元「極力閉じた方が…。僕は初日に目を開けちゃったんでそのまま…」
駒田「最初が肝心なんだね」
坂元「そう、初日が肝心です」
岸「僕は身体が極端に硬くて、上半身が浮いちゃうんじゃないかとか、顔が見えないんじゃないかとか心配なんです」
駒田「初日まで時間があるから毎日酢を飲んで柔軟やりなさい」
といった感じで、この部分が一番楽しかった。
そしてそのままキャストが客席通路を通ってハイタッチしながらロビーへ。握手会突入。
前の方に並んだ人が結構立ち止まって話してたようで、列の進みは止まりがちでしたね。
でもアンサンブルさんとも握手とは思わなかったのでびっくり。みなさんしっかりと目を見つめてぎゅっと握手してくれました。
両シュルツ大尉の時にうっかり「シュルツ大尉も素敵でした。アンジョルラスも見ます」と口走ってしまい、後でちょっと後悔。まだアンジョよりシュルツ大尉のが口に馴染んでるから先に出るんだな…。
後は大人ガブの局田さんの手がちっちゃくてふにふにで可愛かったなぁ。ジジ二人のところで「うわー!ジジだー!」と思って内心大感動だったのはナイショですよ。
河野コゼの手が真っ白で柔らかかったり。今&石井さんのデカさにびっくりだったり。特に今さんはヒール履いてるからでかいでかい。
石井さんは足長かったなー。腰の位置の高さに驚いてる間に握手は終わってしまった…。
帰りのバスはなんかこう、フワフワしてしまいまして。頭の中でトゥイがマリウスになってたり、アンジョがクリスだったり混乱しつつ、東京駅でラーメンを食して帰途についたのでした。
楽しかったー!
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