宝塚歌劇団花組「Ernest in Love」(昼・夜) ― 2005年09月19日 14:47
@日生劇場
11:00の公演と15:30の公演を連続で見てきました。
泣いても笑ってもこれで「宝塚」の樹里ちゃんを見るのは最後です。しっかり目に焼き付けようと気合いを入れて見ました。
11:00の回は1階後方センター。15:30は2階A列上手側でした。どちらも良く見えていい感じです。
まず場内アナウンス聞いて感慨ひとしお。だってバウじゃなくてこんなに大きいホールの公演で「宝塚歌劇団、専科の樹里咲穂です」ってアナウンスを聞けるなんて…(ほろり)
オーバーチュアーの曲調がとても好みだったので本編への期待も一気に高まりました。
アルジャーノン(蘭寿とむ)の執事・レイン(高翔みず希)の進行で舞台は進みます。早々に出てくるパジャマに寝癖頭の蘭とむくんがかわゆい。
いよいよ登場したアーネスト(樹里咲穂)。登場と同時にもの凄い拍手でちょっと嬉しかった。
ストーリー自体はとにかく楽しく、笑えて、ちょっとほろりとするラブコメディで、大ハッピーエンドで終わるのがとても楽しくてですね。メインキャストがみんな芸達者なので安心して見ていられましたね。
11:00の公演ではソファーに座った蘭とむくんが足を組もうとした途端に「ガッ」とテーブルにぶつけまして。「大丈夫か?」と笑いながら訪ねるアーネストに、「足が長いからね」としゃらっと答えるアルジャノンが素敵でした。樹里ちゃん台詞出てこなくて、足もてあましてる蘭とむくんに「組むなら組めば?」とか言ってるし。
15:30は阪急交通の貸切公演。司会がなんと、元宙組で樹里ちゃんの同期の稜あきのさん。貸切恒例の舞台挨拶時の空気がびみょ~な感じでした。二人ともよく知ってるだけにやりにくそうだったなぁ(笑)
主演の樹里ちゃんは緩急自在で、笑わせるのも泣かせるのも自由自在に観客操ってる感じ。間がいいんだな。何よりも舞台を楽しんでる空気と退団オーラでもの凄く綺麗で格好良く、キラキラしてる。こんな風に当たり前にセンターに立てる人だったんだなぁと、贔屓の引き倒しと言われようがなんだろうが改めて惚れ直してしまいました。全身でじたばただだっ子してみたり、あすかとでれでれしてたり、最後にきっちり泣かせてくれたりと全く隙なし。
どうでもいいですがキャトルに言ったら前掛け+ベビー帽子+ガラガラの三点セットの舞台写真が売られていたんですが、あれは樹里ちゃんだから許される写真だよな…あさこちゃんでもあったのかしら?
その樹里ちゃんとがっぷり組んでお芝居の蘭とむくん。クールな外見とちょっと抜けた、いかにもお気楽貴族のぼんぼん風の表情とがいい感じでマッチしていて良かったです。キュウリサンド全部食べちゃったり、必死で考えて苦悩するアーネストの歌への合いの手が「美味い」だけだったり、いいキャラだなぁ。真剣な顔で頬に手を当てて「もしかして、今僕照れてる?」とか。それから一花ちゃんとの身長差がいい感じ。実は結構歌声好きです。
あすかちゃんはとにかく綺麗!美し~。でもアーネストとでれでれして乙女の表情になっちゃうとこもグー。こちらも一花ちゃんとの身長差がいい感じで、二人のデュエットシーンではほわんとしてしまいました。ほんっと綺麗な娘役さんだよなぁ。そしてこの前までイヴェットやってた人には見えないよ。役者ってすごい。
一花ちゃん。とにかく「小さなセシリィ」って役名がぴったり。多少電波入った…もとい、夢見がちなお嬢さんでしたが、彼女がやると「可愛いわぁ」の一言で問題なし。歌もしっかりと緩急付けて頑張ってたし、愛らしかったです。
出雲のタキさんのど迫力も素晴らしく「♪鞄は母親ではない 母親といえない」という曲が未だにグルグル頭の中回ってます…。相変わらずの美声、素晴らしゅうございました。
というわけで、本編は笑い転げてハッピーに終わったんですが、デュエットダンスで樹里ちゃん登場した途端に緩む涙腺。だって…だってさー、あれはトップさんの出方なんだもの!一番いい衣裳着せてもらって、ずっとコンビだったあすかと組んで二人だけでデュエットですよ?(いやもちろん後半では蘭とむくんと一花ちゃん出てきましたが)フィナーレの登場の仕方もあすかまでで区切って、みんなが樹里ちゃんを迎えてくれるあの出方。なんだか感慨深くなってしまってね。「ファン歴短い私でもこうなんだから、もっと長くからのファンの方は…」と思っていたら、そこここでハンカチで目頭を押さえる人々が。
前回の花組公演でもとてもいい場面と曲をいただいて、ショーではほぼWトップな扱いしてもらって、素敵なサヨナラショーして、大拍手で送られて、最後はこんなに素敵な演目を主演で退団できる樹里ちゃんは本当に幸せな人で、私たちは幸せなファンなんだなと改めて思った次第です。
まあ、11月に女優デビューした2ヶ月後にはヒゲつけてルキーニで男役復帰なわけですが(笑)
とにかく、樹里ちゃんが楽しそうで良かった。幸せそうで良かった。
それだけです。
11:00の公演と15:30の公演を連続で見てきました。
泣いても笑ってもこれで「宝塚」の樹里ちゃんを見るのは最後です。しっかり目に焼き付けようと気合いを入れて見ました。
11:00の回は1階後方センター。15:30は2階A列上手側でした。どちらも良く見えていい感じです。
まず場内アナウンス聞いて感慨ひとしお。だってバウじゃなくてこんなに大きいホールの公演で「宝塚歌劇団、専科の樹里咲穂です」ってアナウンスを聞けるなんて…(ほろり)
オーバーチュアーの曲調がとても好みだったので本編への期待も一気に高まりました。
アルジャーノン(蘭寿とむ)の執事・レイン(高翔みず希)の進行で舞台は進みます。早々に出てくるパジャマに寝癖頭の蘭とむくんがかわゆい。
いよいよ登場したアーネスト(樹里咲穂)。登場と同時にもの凄い拍手でちょっと嬉しかった。
ストーリー自体はとにかく楽しく、笑えて、ちょっとほろりとするラブコメディで、大ハッピーエンドで終わるのがとても楽しくてですね。メインキャストがみんな芸達者なので安心して見ていられましたね。
11:00の公演ではソファーに座った蘭とむくんが足を組もうとした途端に「ガッ」とテーブルにぶつけまして。「大丈夫か?」と笑いながら訪ねるアーネストに、「足が長いからね」としゃらっと答えるアルジャノンが素敵でした。樹里ちゃん台詞出てこなくて、足もてあましてる蘭とむくんに「組むなら組めば?」とか言ってるし。
15:30は阪急交通の貸切公演。司会がなんと、元宙組で樹里ちゃんの同期の稜あきのさん。貸切恒例の舞台挨拶時の空気がびみょ~な感じでした。二人ともよく知ってるだけにやりにくそうだったなぁ(笑)
主演の樹里ちゃんは緩急自在で、笑わせるのも泣かせるのも自由自在に観客操ってる感じ。間がいいんだな。何よりも舞台を楽しんでる空気と退団オーラでもの凄く綺麗で格好良く、キラキラしてる。こんな風に当たり前にセンターに立てる人だったんだなぁと、贔屓の引き倒しと言われようがなんだろうが改めて惚れ直してしまいました。全身でじたばただだっ子してみたり、あすかとでれでれしてたり、最後にきっちり泣かせてくれたりと全く隙なし。
どうでもいいですがキャトルに言ったら前掛け+ベビー帽子+ガラガラの三点セットの舞台写真が売られていたんですが、あれは樹里ちゃんだから許される写真だよな…あさこちゃんでもあったのかしら?
その樹里ちゃんとがっぷり組んでお芝居の蘭とむくん。クールな外見とちょっと抜けた、いかにもお気楽貴族のぼんぼん風の表情とがいい感じでマッチしていて良かったです。キュウリサンド全部食べちゃったり、必死で考えて苦悩するアーネストの歌への合いの手が「美味い」だけだったり、いいキャラだなぁ。真剣な顔で頬に手を当てて「もしかして、今僕照れてる?」とか。それから一花ちゃんとの身長差がいい感じ。実は結構歌声好きです。
あすかちゃんはとにかく綺麗!美し~。でもアーネストとでれでれして乙女の表情になっちゃうとこもグー。こちらも一花ちゃんとの身長差がいい感じで、二人のデュエットシーンではほわんとしてしまいました。ほんっと綺麗な娘役さんだよなぁ。そしてこの前までイヴェットやってた人には見えないよ。役者ってすごい。
一花ちゃん。とにかく「小さなセシリィ」って役名がぴったり。多少電波入った…もとい、夢見がちなお嬢さんでしたが、彼女がやると「可愛いわぁ」の一言で問題なし。歌もしっかりと緩急付けて頑張ってたし、愛らしかったです。
出雲のタキさんのど迫力も素晴らしく「♪鞄は母親ではない 母親といえない」という曲が未だにグルグル頭の中回ってます…。相変わらずの美声、素晴らしゅうございました。
というわけで、本編は笑い転げてハッピーに終わったんですが、デュエットダンスで樹里ちゃん登場した途端に緩む涙腺。だって…だってさー、あれはトップさんの出方なんだもの!一番いい衣裳着せてもらって、ずっとコンビだったあすかと組んで二人だけでデュエットですよ?(いやもちろん後半では蘭とむくんと一花ちゃん出てきましたが)フィナーレの登場の仕方もあすかまでで区切って、みんなが樹里ちゃんを迎えてくれるあの出方。なんだか感慨深くなってしまってね。「ファン歴短い私でもこうなんだから、もっと長くからのファンの方は…」と思っていたら、そこここでハンカチで目頭を押さえる人々が。
前回の花組公演でもとてもいい場面と曲をいただいて、ショーではほぼWトップな扱いしてもらって、素敵なサヨナラショーして、大拍手で送られて、最後はこんなに素敵な演目を主演で退団できる樹里ちゃんは本当に幸せな人で、私たちは幸せなファンなんだなと改めて思った次第です。
まあ、11月に女優デビューした2ヶ月後にはヒゲつけてルキーニで男役復帰なわけですが(笑)
とにかく、樹里ちゃんが楽しそうで良かった。幸せそうで良かった。
それだけです。
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