樹里咲穂サヨナラショー ― 2005年07月03日 15:24
行ってきました。
退団するジェンヌさんはとにかくきれい…という話しを何度か聞いたのですが、
あれはこういうことだったのかと納得。
樹里ちゃんがとにかく綺麗で、かっこ良くてなんかもうわかんないけど
泣きっぱなしで終わってしまいました。
あっという間の30分。樹里ちゃんは最後まで笑顔で、晴れやかで、それはそれで
見送る側にとっては切なくて痛くてですね…。
ほかに退団する二人が白い花なのに、樹里ちゃんだけがひまわりだったのも
あまりにも「らしく」て、泣笑いでした。
で、今日になって改めてつーさん(翔つかさ)が退団だったことも実感。
いいサヨナラショーだったと思います。その後のお見送りを「しないでおこう」と思うほどに。
とりあえず今はいっぱいいっぱいで何も書けないので、後はまた後に。
初めて好きになったジェンヌさんの樹里ちゃん。最後(じゃないけど)を見送ることができて
良かったと思います。このために色々尽力してくれた皆様に心から感謝。ありがとう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(8/5追記)
千秋楽から1ヶ月。ここ数日今更ながらにマラケシュ見たい病です。
後から色々考える演目だったなぁ。1回目見たときはさほどの感慨もなかったのに、2回目見たら急に色々なことが目について泣けてしまった。
この話しのヒロインてやっぱりイヴェットなんだろうなぁ。リュドヴィークとイヴェットって似たもの同士で、心のどっかにでっかい空白がある人たちなんだと思う。出会った瞬間にお互いそこをがむしゃらに埋めるように惹かれ合ってしまう二人。別れてからも傷が癒えて空白が満たされないように、ずっと自分で爪を立てて肉を引き裂き、血を流し続けてるようなイヴェットと、広がった空白を埋めようともせずにじっと見続ける男。
なんていうんだろうねぇ。リュドヴィークにしてみれば、窓の上のイヴェットに触れようと腐りかけた木の梯子のてっぺんで両腕伸ばしてさらに背伸びしてるというか。イヴェット的には後5cm手を伸ばせば届くところにいるルドヴィークの為に断崖絶壁から身を乗り出してるというか。…わかりにくいですね。そんな二人の出会いと別れが語られる巴里の回想シーンが大好きなんですよ。全体に漂う寂しげな雰囲気も好きだし、あのシーンは曲も全部好き。ゆみこ(彩吹真央)のソロも好きだったりします。
過去に捕らわれる人々と、今のことしか目に入ってない人々と、未来を見つめている人。それから過去から未来へ目を向け始めた人。マラケシュという街でそれぞれが交錯し、やがて別れ、その全てを見つめる兄妹と「蛇」。
なんだか良くわからなくなってきましたが、とりあえずDVDは買うぞと(笑)博多も見たい気はするんですが、遠征してまで別物になってるであろう舞台を見に行くのはちと賭けだなぁ。いずれ東京版も含めてスカステでやるだろうから、そこに期待します。
退団するジェンヌさんはとにかくきれい…という話しを何度か聞いたのですが、
あれはこういうことだったのかと納得。
樹里ちゃんがとにかく綺麗で、かっこ良くてなんかもうわかんないけど
泣きっぱなしで終わってしまいました。
あっという間の30分。樹里ちゃんは最後まで笑顔で、晴れやかで、それはそれで
見送る側にとっては切なくて痛くてですね…。
ほかに退団する二人が白い花なのに、樹里ちゃんだけがひまわりだったのも
あまりにも「らしく」て、泣笑いでした。
で、今日になって改めてつーさん(翔つかさ)が退団だったことも実感。
いいサヨナラショーだったと思います。その後のお見送りを「しないでおこう」と思うほどに。
とりあえず今はいっぱいいっぱいで何も書けないので、後はまた後に。
初めて好きになったジェンヌさんの樹里ちゃん。最後(じゃないけど)を見送ることができて
良かったと思います。このために色々尽力してくれた皆様に心から感謝。ありがとう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(8/5追記)
千秋楽から1ヶ月。ここ数日今更ながらにマラケシュ見たい病です。
後から色々考える演目だったなぁ。1回目見たときはさほどの感慨もなかったのに、2回目見たら急に色々なことが目について泣けてしまった。
この話しのヒロインてやっぱりイヴェットなんだろうなぁ。リュドヴィークとイヴェットって似たもの同士で、心のどっかにでっかい空白がある人たちなんだと思う。出会った瞬間にお互いそこをがむしゃらに埋めるように惹かれ合ってしまう二人。別れてからも傷が癒えて空白が満たされないように、ずっと自分で爪を立てて肉を引き裂き、血を流し続けてるようなイヴェットと、広がった空白を埋めようともせずにじっと見続ける男。
なんていうんだろうねぇ。リュドヴィークにしてみれば、窓の上のイヴェットに触れようと腐りかけた木の梯子のてっぺんで両腕伸ばしてさらに背伸びしてるというか。イヴェット的には後5cm手を伸ばせば届くところにいるルドヴィークの為に断崖絶壁から身を乗り出してるというか。…わかりにくいですね。そんな二人の出会いと別れが語られる巴里の回想シーンが大好きなんですよ。全体に漂う寂しげな雰囲気も好きだし、あのシーンは曲も全部好き。ゆみこ(彩吹真央)のソロも好きだったりします。
過去に捕らわれる人々と、今のことしか目に入ってない人々と、未来を見つめている人。それから過去から未来へ目を向け始めた人。マラケシュという街でそれぞれが交錯し、やがて別れ、その全てを見つめる兄妹と「蛇」。
なんだか良くわからなくなってきましたが、とりあえずDVDは買うぞと(笑)博多も見たい気はするんですが、遠征してまで別物になってるであろう舞台を見に行くのはちと賭けだなぁ。いずれ東京版も含めてスカステでやるだろうから、そこに期待します。
七月歌舞伎鑑賞教室 ― 2005年07月10日 15:36
@国立劇場中ホール(大劇場)
・義経千本桜~河連法眼館の場
猫様のご乱心により、顔に生傷を負ったまま、仕方ないので薄目のサングラスと髪で傷を隠して行ってきました。出がけに手間取った為に予定の電車に乗り遅れ、自宅→駅までダッシュ。乗換駅でダッシュ。半蔵門→会場までダッシュ。
貧血起こしそうになりながら走ったおかげでどうにか間に合いました。自分の座席の列の横に立った瞬間客電落ちた時には焦りましたが。
まずは春猿さんと笑三郎さんによる歌舞伎解説から。これが面白かった!
春猿さんが番傘片手に回り舞台でせり上がってくると、笑三郎さんは花道からの登場。前説トークの後に、まずは下手の黒御簾さんたちのご紹介。
普段は黒い御簾の中にいるから黒御簾さんなんですが、今日は舞台で演奏してもらいましょう!ということで、センターのでっかいせりで全員がひな壇でせり上がってきたときにはびっくり。迫力ありました。
そして、「歌舞伎の音楽と台詞の関係によく似た芸をする芸人さんが最近いらっしゃるんです。今日は私がそのネタをやってみましょう」と笑三郎さん。何事かと思ったら急に場内が暗くなり、ムーディーな照明が。そして聴き慣れた曲。…そう、「ヒロシ」さんのネタでした(笑)「昨日帰るとき、団体の中学生と一緒になったとです… みんなきゃーきゃー言いながら手を振ってくれました… 「しょうざぶろうさ~ん!(はぁと)」 複雑です… 僕の名前は「えみさぶろう」なんです…」と、ネタをカマして下さり、場内大爆笑。で、その後に同じことを黒御簾さんの演奏で歌舞伎バージョン。結局何が似てるかといえば「BGMの出だしをしばらく聞いて、音とタイミングを合わせながら台詞を言う」のが同じだそうで。
続いて義太夫さんの登場。今回は上下に電光掲示板が設置されていて、そこに義太夫さんの歌詞が出る趣向。これ、結構助かりました。義太夫さんは演者の感情や動き、台詞を全て代弁してくれるということで、即興で「痛がる男」や「泣き崩れる女」をやってくれました。
その他、付け打ちさんに合わせて見栄を切って下さったり、みんな大向こうの練習したり。最前列に座ってたお子様がえらいタイミング良くて、笑三郎さんに「君、上手いねぇ。歌舞伎初めて?そう、初めてなの。いい筋してるよ!」と褒められてました。
あと、女形の動きの説明をしてくださったんですが、これはトップランナーで染五郎さんも言ってたんですけど「両方の肩胛骨をくっつけた状態で肩を落とす」って姿勢。結構きついです…。これを日常的にやってたら背筋がとても鍛えられると思いました。女子にあらざる肩幅を誇る私もチャレンジしてみようかしら?(笑) そして膝をつけたまま歩く。なんちゅー無理な姿勢!この状態であれだけ綺麗に動いたり、海老反ったりしてるんですよね。いや、すごいわ。
解説の締めに、狐=笑三郎さん、静御前=春猿さんで河連法眼館の場に行く前のストーリー解説をやってくれました。いや、これが良かったんですよ。つーか笑三郎さんて基本的に女形だよね…。立役もやるんだっけ?うん、良かったわぁ。
休憩の後、笑三郎さんの口上から始まって、女中が「出演者一同、既に準備万端整っております。さっさとせんか!(意訳)」と巻きを入れに来る小ネタが入りつつ、本編の開演。
去年見たときは忠信=右近さん、静御前=笑也さん、義経=門之助さんだったかな?とりあえず段治郎義経のあまりのでかさに驚きました…。いや、ヤマトタケルで宙乗りしたときもびっくりしましたが。やっぱ大きいなぁ。死に別れた狐親子の愛と、生きていながら肉親の愛に恵まれなかった自分を語る台詞が良かったです。
静御前の笑也さん。去年見たときよりもなんだか動きが大きかったような。いや、でも基本的に同じ動きしてるはずだし。席が近かったからそう見えたのかしら?相変わらずお美しいです。
で、花道の「シャリーン」て音にまんまと騙されて狐の登場シーンを見損ねました。悔しい…。右近さんは去年よりちょっとすっきりした感じ。でもやっぱりプリプリしててかわゆい狐でした。代役さんと入れ替わってるところが何カ所かわかったんですが、なるほどなぁと。観客を飽きさせない演出がやっぱり素晴らしいと思いました。
とにかくあっちから飛び出しこっちで消えと、変幻自在の狐に客席大喜び。解説での「人が入ってきたら拍手・退場するときも拍手」という言葉をしっかり守り、誰が入ってきても拍手で迎える場内が新鮮だったり。宙乗りの時の手拍子なんかもの凄くてびっくりでした。最後に吹き上がる桜の花びらに「わぁっ!」っと歓声が上がり、終演。満足そうに会場を後にする人々の顔を見てて、チケット取って良かったなぁと心底思いました。で、もう1回くらいキープすれば良かったと後悔しきり。
とにかく楽しませて頂いた2時間でした。これでパンフ付いて3800円は安い。
次回の鑑賞教室も楽しみです。
・義経千本桜~河連法眼館の場
猫様のご乱心により、顔に生傷を負ったまま、仕方ないので薄目のサングラスと髪で傷を隠して行ってきました。出がけに手間取った為に予定の電車に乗り遅れ、自宅→駅までダッシュ。乗換駅でダッシュ。半蔵門→会場までダッシュ。
貧血起こしそうになりながら走ったおかげでどうにか間に合いました。自分の座席の列の横に立った瞬間客電落ちた時には焦りましたが。
まずは春猿さんと笑三郎さんによる歌舞伎解説から。これが面白かった!
春猿さんが番傘片手に回り舞台でせり上がってくると、笑三郎さんは花道からの登場。前説トークの後に、まずは下手の黒御簾さんたちのご紹介。
普段は黒い御簾の中にいるから黒御簾さんなんですが、今日は舞台で演奏してもらいましょう!ということで、センターのでっかいせりで全員がひな壇でせり上がってきたときにはびっくり。迫力ありました。
そして、「歌舞伎の音楽と台詞の関係によく似た芸をする芸人さんが最近いらっしゃるんです。今日は私がそのネタをやってみましょう」と笑三郎さん。何事かと思ったら急に場内が暗くなり、ムーディーな照明が。そして聴き慣れた曲。…そう、「ヒロシ」さんのネタでした(笑)「昨日帰るとき、団体の中学生と一緒になったとです… みんなきゃーきゃー言いながら手を振ってくれました… 「しょうざぶろうさ~ん!(はぁと)」 複雑です… 僕の名前は「えみさぶろう」なんです…」と、ネタをカマして下さり、場内大爆笑。で、その後に同じことを黒御簾さんの演奏で歌舞伎バージョン。結局何が似てるかといえば「BGMの出だしをしばらく聞いて、音とタイミングを合わせながら台詞を言う」のが同じだそうで。
続いて義太夫さんの登場。今回は上下に電光掲示板が設置されていて、そこに義太夫さんの歌詞が出る趣向。これ、結構助かりました。義太夫さんは演者の感情や動き、台詞を全て代弁してくれるということで、即興で「痛がる男」や「泣き崩れる女」をやってくれました。
その他、付け打ちさんに合わせて見栄を切って下さったり、みんな大向こうの練習したり。最前列に座ってたお子様がえらいタイミング良くて、笑三郎さんに「君、上手いねぇ。歌舞伎初めて?そう、初めてなの。いい筋してるよ!」と褒められてました。
あと、女形の動きの説明をしてくださったんですが、これはトップランナーで染五郎さんも言ってたんですけど「両方の肩胛骨をくっつけた状態で肩を落とす」って姿勢。結構きついです…。これを日常的にやってたら背筋がとても鍛えられると思いました。女子にあらざる肩幅を誇る私もチャレンジしてみようかしら?(笑) そして膝をつけたまま歩く。なんちゅー無理な姿勢!この状態であれだけ綺麗に動いたり、海老反ったりしてるんですよね。いや、すごいわ。
解説の締めに、狐=笑三郎さん、静御前=春猿さんで河連法眼館の場に行く前のストーリー解説をやってくれました。いや、これが良かったんですよ。つーか笑三郎さんて基本的に女形だよね…。立役もやるんだっけ?うん、良かったわぁ。
休憩の後、笑三郎さんの口上から始まって、女中が「出演者一同、既に準備万端整っております。さっさとせんか!(意訳)」と巻きを入れに来る小ネタが入りつつ、本編の開演。
去年見たときは忠信=右近さん、静御前=笑也さん、義経=門之助さんだったかな?とりあえず段治郎義経のあまりのでかさに驚きました…。いや、ヤマトタケルで宙乗りしたときもびっくりしましたが。やっぱ大きいなぁ。死に別れた狐親子の愛と、生きていながら肉親の愛に恵まれなかった自分を語る台詞が良かったです。
静御前の笑也さん。去年見たときよりもなんだか動きが大きかったような。いや、でも基本的に同じ動きしてるはずだし。席が近かったからそう見えたのかしら?相変わらずお美しいです。
で、花道の「シャリーン」て音にまんまと騙されて狐の登場シーンを見損ねました。悔しい…。右近さんは去年よりちょっとすっきりした感じ。でもやっぱりプリプリしててかわゆい狐でした。代役さんと入れ替わってるところが何カ所かわかったんですが、なるほどなぁと。観客を飽きさせない演出がやっぱり素晴らしいと思いました。
とにかくあっちから飛び出しこっちで消えと、変幻自在の狐に客席大喜び。解説での「人が入ってきたら拍手・退場するときも拍手」という言葉をしっかり守り、誰が入ってきても拍手で迎える場内が新鮮だったり。宙乗りの時の手拍子なんかもの凄くてびっくりでした。最後に吹き上がる桜の花びらに「わぁっ!」っと歓声が上がり、終演。満足そうに会場を後にする人々の顔を見てて、チケット取って良かったなぁと心底思いました。で、もう1回くらいキープすれば良かったと後悔しきり。
とにかく楽しませて頂いた2時間でした。これでパンフ付いて3800円は安い。
次回の鑑賞教室も楽しみです。
モルツドリームマッチ2005 ― 2005年07月25日 15:40
@東京ドーム
毎年行ってる東京ドームでのお祭り試合です。今年はいつも一緒に行くY嬢と行き違いがあって別口になってしまったので、これまた毎年行ってたらしい近隣会社の皆さんに便乗して行って参りました。
たまたま今日が休みの人がみんなの入場引換券を持って並んでくれ、おかげさまで三塁真横の11列目というベストポジション。しかも2列丸々引き換えてくれたので貸切状態。いい感じでした。
行きがけにコンビニでつまみを仕入れてドームへ付くと、先着隊がゲートまでお出迎え。通常800円の生ビールが今日だけ400円ということで、早速ビール片手に座席へ。(赤城山水系だった)
2回が終わったところだったのですが、なんと!ちょうど斉藤(雅)が交代してしまったのです(号泣)斉藤-村田のバッテリーが見たかったよう。バースがトレードされたり、予定にない選手が出てきたりと大盛り上がりの試合で、結果は15-0でモルツの圧勝だったんですが試合結果なんかどうでもいいのです。
目の前で往年の名選手たちが楽しそうにプレイしている…というそれだけでもう十分楽しい。原は得点圏にランナーがいると詰まって外野フライになるとか、池山がブンブンバット振り回して三振だったり、「現役時代と変わらないなぁ」と。広澤がサイクルヒットでびっくりしてみたり。村田(兆)なんか55歳だっつーのにMAX139kmだよ。すげー。宮本も早かったなぁ。
9回ツーアウトで場内から江夏コール。満を持して出てきた江夏-田淵のバッテリーに、今度はバースコール。ピッチャー江夏、キャッチャー田淵、バッターバース。お約束とはいえすごい顔ぶれ。
野球人気が落ちてる今、ヘタすると公式戦より熱い場内に複雑ではありましたが、見れただけで嬉しい今日の試合でした。ちなみにMVPは広澤でした。
毎年行ってる東京ドームでのお祭り試合です。今年はいつも一緒に行くY嬢と行き違いがあって別口になってしまったので、これまた毎年行ってたらしい近隣会社の皆さんに便乗して行って参りました。
たまたま今日が休みの人がみんなの入場引換券を持って並んでくれ、おかげさまで三塁真横の11列目というベストポジション。しかも2列丸々引き換えてくれたので貸切状態。いい感じでした。
行きがけにコンビニでつまみを仕入れてドームへ付くと、先着隊がゲートまでお出迎え。通常800円の生ビールが今日だけ400円ということで、早速ビール片手に座席へ。(赤城山水系だった)
2回が終わったところだったのですが、なんと!ちょうど斉藤(雅)が交代してしまったのです(号泣)斉藤-村田のバッテリーが見たかったよう。バースがトレードされたり、予定にない選手が出てきたりと大盛り上がりの試合で、結果は15-0でモルツの圧勝だったんですが試合結果なんかどうでもいいのです。
目の前で往年の名選手たちが楽しそうにプレイしている…というそれだけでもう十分楽しい。原は得点圏にランナーがいると詰まって外野フライになるとか、池山がブンブンバット振り回して三振だったり、「現役時代と変わらないなぁ」と。広澤がサイクルヒットでびっくりしてみたり。村田(兆)なんか55歳だっつーのにMAX139kmだよ。すげー。宮本も早かったなぁ。
9回ツーアウトで場内から江夏コール。満を持して出てきた江夏-田淵のバッテリーに、今度はバースコール。ピッチャー江夏、キャッチャー田淵、バッターバース。お約束とはいえすごい顔ぶれ。
野球人気が落ちてる今、ヘタすると公式戦より熱い場内に複雑ではありましたが、見れただけで嬉しい今日の試合でした。ちなみにMVPは広澤でした。
新・乾いて候 そなたも同じ野の花か(千秋楽) ― 2005年07月30日 15:38
@新橋演舞場(千秋楽)
いやー、究極の「スター芝居」を見たって感じです。
客席の皆さんの視線全てが正和様の一挙一動に集中してるわけですよ。
巨大なスポットライトとレーザービームをバックに登場する正和様。走る正和様。泣き崩れる正和様。振り返る正和様。何かするたびに客席が盛り上がる。あれは本当に凄い。
演出もとにかく正和様をどれだけかっこ良く見せるかに命をかけている感じだし、ご本人も期待を外さずに格好良いのです。特に終盤の殺陣!「見せる為の殺陣だから、不自然でも衣裳も乱さずにやります」とご本人がおっしゃる通り、舞い散る雪とシーンごとに変わる色彩が視覚的に綺麗でねぇ。そして一太刀ごとに決まるポーズとその度に沸き上がる大拍手。マジですごかった。で、正和さんもお年の割に(失礼)かなり動かれていて結構見ごたえがある。この方が何故これだけ客を呼べるのかわかった気がしました。素敵だったー。
お芝居の内容も好き系。徳川家の毒味役の家系に生まれた母と、将軍吉宗の子、腕下主水(かいなげもんど)の不幸生い立ちと、闘いを宿命づけられた悲しい人生。赤子の頃から毒を飲まされて、どんな毒にも耐えられる体質にされたってすごい設定です。お母さんも悲しいですよね。吉宗を将軍にするために吉宗の兄二人を毒殺して自分が科を背負って逝ってしまって。
「父を守るように」という母の言葉に従い、闘う度に、人を斬るたびに乾いていく心。それがタイトルの「乾いて候」なわけですね。
そしてそこに現れた同じ宿命を持つ女、右近。こちらは尾張の殿様の妾腹として生まれた兄の為に生来持って生まれた力(呪術で人を殺せる)を使い、兄の為に生きている。そんな彼女が敵と知らずに主水を救ったことで出会い、惹かれあい、最後は悲しい別れが待っているわけです。「そなたも同じ、普通の野の花のして生きたかったのであろう」という台詞は切なかったなぁ。
阿修羅城とかあずみとか、あの辺のテイストです。大好きですよ。
とりあえずもう再演はないということなので、見ることができてよかった。今こういう役者さんあんまりいないもんなぁ。真ん中に立ってるだけで絵になるってすごい。
見ていて宝塚を思いだしたのは、あちらも究極のスター芝居だからだと思います。
余談ですが、終演後の出待ちの人数が半端じゃなくて怖かった…。大阪エリザの千秋楽以上ですよ、あれは。いやはや、すごい。
いやー、究極の「スター芝居」を見たって感じです。
客席の皆さんの視線全てが正和様の一挙一動に集中してるわけですよ。
巨大なスポットライトとレーザービームをバックに登場する正和様。走る正和様。泣き崩れる正和様。振り返る正和様。何かするたびに客席が盛り上がる。あれは本当に凄い。
演出もとにかく正和様をどれだけかっこ良く見せるかに命をかけている感じだし、ご本人も期待を外さずに格好良いのです。特に終盤の殺陣!「見せる為の殺陣だから、不自然でも衣裳も乱さずにやります」とご本人がおっしゃる通り、舞い散る雪とシーンごとに変わる色彩が視覚的に綺麗でねぇ。そして一太刀ごとに決まるポーズとその度に沸き上がる大拍手。マジですごかった。で、正和さんもお年の割に(失礼)かなり動かれていて結構見ごたえがある。この方が何故これだけ客を呼べるのかわかった気がしました。素敵だったー。
お芝居の内容も好き系。徳川家の毒味役の家系に生まれた母と、将軍吉宗の子、腕下主水(かいなげもんど)の不幸生い立ちと、闘いを宿命づけられた悲しい人生。赤子の頃から毒を飲まされて、どんな毒にも耐えられる体質にされたってすごい設定です。お母さんも悲しいですよね。吉宗を将軍にするために吉宗の兄二人を毒殺して自分が科を背負って逝ってしまって。
「父を守るように」という母の言葉に従い、闘う度に、人を斬るたびに乾いていく心。それがタイトルの「乾いて候」なわけですね。
そしてそこに現れた同じ宿命を持つ女、右近。こちらは尾張の殿様の妾腹として生まれた兄の為に生来持って生まれた力(呪術で人を殺せる)を使い、兄の為に生きている。そんな彼女が敵と知らずに主水を救ったことで出会い、惹かれあい、最後は悲しい別れが待っているわけです。「そなたも同じ、普通の野の花のして生きたかったのであろう」という台詞は切なかったなぁ。
阿修羅城とかあずみとか、あの辺のテイストです。大好きですよ。
とりあえずもう再演はないということなので、見ることができてよかった。今こういう役者さんあんまりいないもんなぁ。真ん中に立ってるだけで絵になるってすごい。
見ていて宝塚を思いだしたのは、あちらも究極のスター芝居だからだと思います。
余談ですが、終演後の出待ちの人数が半端じゃなくて怖かった…。大阪エリザの千秋楽以上ですよ、あれは。いやはや、すごい。
岡幸二郎コンサート~ラブコレクション~ ― 2005年07月31日 15:39
@東京芸術劇場中ホール
猛暑の中行ってきました。
入場列の吸い込みが遅く若干押して開演。まあ、1日だけのコンサートじゃ当然の押し時間だなー。舞台と違ってコンサートは仕込みもリハも機材の調整も全部当日だから。
入り口で貰った中に曲順表。二つ折の白い紙で、結婚式のメニュー表のよう(笑)
スクリーンに映る涼しげな映像とバンド・スタッフのクレジットの後、せり上がり出白い衣裳の岡さん登場。一曲目は「Rose」。
前にも書いたかもしれませんが、この曲はやっぱり英語詞がはまるな~と。そして女声のが好きだったり;
アルバムの曲からと、それ以外で「ANTHEM」と「AMAZING GRACE」を歌ってくれ、計11曲かな?時間考えたら曲数少ないなぁと、ちょっと不満足。
と、言いますかですね…。実は私このアルバム自体がそんなにお気に入りではなかったり;(ごめんなさい…)岡さんの声だとやっぱり歌い上げて張ってくれる方が好きなんですよね。柔らかい声で癒し系に歌われると実は結構苦手な声質なのだということに気づいてしまいました。
そんなこんなでこのコンサートで大興奮したのは「ANTHEM」と「Stars」。特に「Stars」は絶好調の声で久々に聴けて大感動です。そうそう、この声よ!この声!とかなりぶあーっと体温が上がりました。帝劇レミ中の色んな事を思い出して、つい涙腺が緩んでしまったり。
違う意味で感動なのが「Your Eyes」。だって会場が…。歌ってる間中、ついつい舞台の上手奥にいないはずのロジャーとミミを捜してしまった。でも岡さんの声だったらやっぱり「I'll Cover you」のリプリーズが聴きたかったな。次回はぜひお願いします。
全体通してシンプルな進行で、セットもほとんど無く素舞台に近い状態。照明もシンプルでした。岡さんのことだからもんのすごく凝ったことしてくると思っていたのでちょっと拍子抜け(笑)衣裳も白と黒のシンプルな2セット。1幕頭と2幕頭はスクリーンを使って色々やってました。
特に2幕は「オペラ座の怪人」に合わせてDVD写真集の中から数ショットをピックアップ。妖しい世界に(笑)でもそこからいきなり「Your eyes」ってのが何となくしっくりこなかったなぁ。
とりあえず、岡さんの声が全快したようで良かったなと思いました。夏~年末まで舞台が続きますので、大事にしてほしいです。
猛暑の中行ってきました。
入場列の吸い込みが遅く若干押して開演。まあ、1日だけのコンサートじゃ当然の押し時間だなー。舞台と違ってコンサートは仕込みもリハも機材の調整も全部当日だから。
入り口で貰った中に曲順表。二つ折の白い紙で、結婚式のメニュー表のよう(笑)
スクリーンに映る涼しげな映像とバンド・スタッフのクレジットの後、せり上がり出白い衣裳の岡さん登場。一曲目は「Rose」。
前にも書いたかもしれませんが、この曲はやっぱり英語詞がはまるな~と。そして女声のが好きだったり;
アルバムの曲からと、それ以外で「ANTHEM」と「AMAZING GRACE」を歌ってくれ、計11曲かな?時間考えたら曲数少ないなぁと、ちょっと不満足。
と、言いますかですね…。実は私このアルバム自体がそんなにお気に入りではなかったり;(ごめんなさい…)岡さんの声だとやっぱり歌い上げて張ってくれる方が好きなんですよね。柔らかい声で癒し系に歌われると実は結構苦手な声質なのだということに気づいてしまいました。
そんなこんなでこのコンサートで大興奮したのは「ANTHEM」と「Stars」。特に「Stars」は絶好調の声で久々に聴けて大感動です。そうそう、この声よ!この声!とかなりぶあーっと体温が上がりました。帝劇レミ中の色んな事を思い出して、つい涙腺が緩んでしまったり。
違う意味で感動なのが「Your Eyes」。だって会場が…。歌ってる間中、ついつい舞台の上手奥にいないはずのロジャーとミミを捜してしまった。でも岡さんの声だったらやっぱり「I'll Cover you」のリプリーズが聴きたかったな。次回はぜひお願いします。
全体通してシンプルな進行で、セットもほとんど無く素舞台に近い状態。照明もシンプルでした。岡さんのことだからもんのすごく凝ったことしてくると思っていたのでちょっと拍子抜け(笑)衣裳も白と黒のシンプルな2セット。1幕頭と2幕頭はスクリーンを使って色々やってました。
特に2幕は「オペラ座の怪人」に合わせてDVD写真集の中から数ショットをピックアップ。妖しい世界に(笑)でもそこからいきなり「Your eyes」ってのが何となくしっくりこなかったなぁ。
とりあえず、岡さんの声が全快したようで良かったなと思いました。夏~年末まで舞台が続きますので、大事にしてほしいです。
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