八月納涼歌舞伎(三部)2004年08月25日 15:29

@歌舞伎座

仕掛けが多いので楽しみだった「四谷怪談」です。
勘九郎のお岩ってのがピンと来なかったんでどうかなぁと思ってたんですが、伊藤家に向かおうと病の身体を押して身なりを整えようとする辺りは哀れで良かった。ストーリー的に「ここは…コミカルにやってるけど笑っていいのかなぁ」と思うところが何ヶ所かあって、ちょっと迷いました。笑えない物語で笑わせるところが皮肉でいいってことなのかしら。

勘九郎はお岩・ 佐藤与茂七・それからお岩と一緒に殺されちゃう人の3役をやってたんですが、歌舞伎の早替えってあの短時間でメイクまで替えててすごい。どうやってるんだろう…。

なんか途中で客席にお化け(?)を仕込んでたようで、一階席が阿鼻叫喚に(笑)三階からだと何が起こってるかはわからないんですが、結構本気の悲鳴が聞こえてきて凄かったです。

お袖&お花の福助さん。こんなに台詞聞き取れない人だったかなぁと。序幕の登場シーンはほとんど何言ってるかわからなかった。

伊右衛門橋之助&権兵衛三津五郎の悪役コンビは良かったと思います。個人的には権兵衛の三津五郎さんの方がより下世話な小物感が漂ってて好きです。

七之助は登場時の台詞でずっこけてしまいました。いや、美しいし姿はすごく綺麗だったんですけどね。顔ちっちゃいし。あの勘九郎の息子なのに…DNAの神秘。なんとなく宙組の花影アリスのセリフを思い出しました。わかりませんね、すみません。

仕掛けは色々あって面白かったけど、提灯抜けは勘九郎さんの体型もあってか「火の輪くぐり!」と、なんとなくサーカス曲芸を連想。髪梳きはわかっててもギョっとした。髪の毛ってのはそれだけでなぜかおぞましさを感じますね。あと仏壇返しを見れたのがなぜかとてもとても嬉しかった。

舞台番の染ちゃんがなんだか非常に生き生きとしてて、「歌舞伎好きなんだね。歌舞伎に戻ってよかったね」と思いました。アオドクロ終われば2ヶ月連続でまた歌舞伎なのでがんばってください。

どーでもいいんですが見てる最中に後ろのハトバス乗客のフランス人が延々でかい声でしゃべってて参った。台詞の節を真似して一緒に言ってみたり。君の国では観劇する時わかんねーことを大声で質問するのはマナー違反ではないのかと。注意するにはちょっと遠かったんだよな。てゆーか添乗員何とかしてくださいよ…。

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